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40年以上ぶり歌舞伎座1等席~私の好きな1000のもの(176)~

中学生、高校生時代には、知り合いのおばあさまから
歌舞伎のチケットを毎月のように
いただいていたという幸運がありました。
当時学校から制服でそのまま見に行っていました。

本日はそれ以来の一等席での鑑賞。
基本的には歌舞伎座では3階の最後列か
幕見席で見ています。
その他の劇場でもなるべく
2階(3階がない場合)か3階の最後列で見ています。
私の感覚(*個人の感覚です)では
上の階から見た場合、3次元的に見える一方で、
1階の特に前方は額縁に入った絵のような2次元の世界が
展開されていると思います。

私は、3次元的、ある意味、裏も見える
情景が好きです。

が、今日は普段見えない(オペラグラスは使いません)
役者さんの表情を見ようと1階前方席で鑑賞しました。

確かに、表情がよく見えます。
この役者さんこんな顔で、
こんな表情をするんだ!とか思いつつ
楽しんでいました。
それなりに見たことないので楽しいのです。

しかし、いつも上の階から見ているせいか
1階(本日は)7列目で見ると、
「演技が大げさすぎない?」という感想も・・・
3階で見ているとちょうどよい演技が
実は1回の前方で見るとやや大げさに思えるのは
3階愛好会ならではの感想なのかもしれません。

しかし、やっぱり花道がすべて見えるのは
すごいですね。

今日は2回目だったので、
大きな旗のシーンは
「えっ!表側しか見えないんだ~~~」と
思ってしまったり、
「上手で演奏している方の詳細が見えない~」
と思ってしまったりしました。

1階席でなければわからなかった今日の面白発見
菊之助さんの息子さん丑之助さんの足に
(まるで)ロベルタのロゴが書かれていました。
それは3階最後列ではわかりません。

どんな景色が好きなのかは人それぞれ。

最近は2回見ることがあるので、
その時は見る場所を違えてみたいと思います。

(176)3次元の感覚
歌舞伎の舞台もライブの演奏も
3次元が好きです。

インストのライブの時は
眼をつぶると音が3次元になるので、
「耳がね」(眼鏡ではなく)をかけると
言って目をつぶって楽器の音色を聴いています。




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