「運命」はあっても「真実の愛」は関係がない...のかもな。
2023年
運命の出会いがあったんです。
①福岡空港からタイ行きの飛行機に乗り合わせた。
②タイに着いた後も同じ電車だった。
③2回目のフライトでは席が隣同士だった。
映画の世界だったらハッピーエンドになるよね?
まっ!現実は違ったのでした。
相手の本心をすべて知ることはできないけれど多分これ。
「関係性を信じて楽しんで頑張ってみたけどやっぱりダメでした。」
この偶然は結構好きだったので書き残しておくことにします。
①朝、福岡空港で目につく男が居た。
・早朝のフライト6時ぐらいにチェックインカウンターに並んでいた。
バックパックのヨーロピアンも並びだしたところがすごく目についた。
・搭乗を待っている間にそのヨーロピアンはオレンジのボールでジャグリングをしていた。
・特に何も感情は抱いていなかった。
②到着後、離れた駅で会う。
・新しい駅で切符の買い方に戸惑っていたら、さっきのヨーロピアンが買うのを手伝ってくれた。
・話してみたら方向が一緒だったので、ホームで電車を待った。
・チェコ人だということで「Ahoy」と挨拶したら喜んでくれて、お互い名前を紹介して握手をした。
・滞在先も一駅違いだったけど、タイ到着を一人で噛み締めたくて、途中下車してお別れをした。
・ラインを交換したけどなんとも思っていなかった。
・後から聞いたら、私が駅に向かっている間に、すでに預け荷物を取り、途中食堂で昼食を早食いしてから駅に向かったらしい。少しでもタイミングがズレていたら一生会話もすることがなかったんだなと思うと感慨深い。
③2回目のフライトでは席が隣同士になった。
・2回目のフライトは一緒に決めた。でも席の指定は運命に任せることにした。
・予約時期が全く違う。当日の指定席が離れていたのに、搭乗したら他の人が座っていた。念の為に確認したら、その人の指定席は彼の隣だった。
こんなミラクルってあるんだよね。
『その後二人は遠距離を乗り越えて幸せに暮らしました』は残念ながらなかった。
でも縁あってお互いに惹かれあった時間は本物だった。
まぁ運命を共にするのは二人の努力次第。
旅人同士の恋の冒険だったということね。
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