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「スキマ草につい目がいく」

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スキマで生きている、植物たちのことを書いています。
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#シダ

スキマ草(毎年復活のとあるシダ系?植物)  <8>

 数日前にシダ君と呼んで観察している、彼とすれ違った。前回の時にはまだ小さかった、右手側の葉っぱが成長していた△ 一度は枯れかかったくらいなのに、再び芽を出し更には成長もする。しぶとい、と正直思った。九月になっても暑い日が案外、続いたからだろうか。しかし今日などは、少し蒸しっとはするが、あの夏の盛りから比べればだいぶ涼しい。このまま気温が順調に下がっていくとしたら、シダ君はどうするのだろう△ 既に次世代のための胞子は飛ばし済みなので、後は余生か? 何はともあれ今年は根気よ

スキマ草(毎年復活のとあるシダ系?植物)  <6>(暫定最終回)→(撤回)<7>

 八月十八日に枯れた様子を見たので、暫定最終回としていたシダ君と読んでいる上記の写真のシダが、本日復活していたのを発見した。よって最終回は撤回し、また今後の様子を見守ろうと思う△ 昨日、上の段落まで書いて、アップした。時間が無かったのである。今日続きを書こうと思う。前に既に触れているが、このシダ君と呼んで観察しているシダ系と思われる植物の存在に気が付いたのは数年前である。それ以来、なんとなく、テキトーに観察してきた。でもそれでは味気ない、と今年はちゃんと意識を持って観察し、

スキマ草(毎年復活のとあるシダ系?植物)  <6>(暫定最終回)

 2020年5月15日に一回目を載せていたこのシダ君が、数日前に会った時、枯れていた。前回の掲載時には葉の裏に胞子をビッシリと付けていたことを報告した△ その胞子は無事に飛ばせたのだろうか。枯れた要因は何だろうか、また復活するのだろうか。小さなスキマにいる植物だが、色々と気になってしまう性分である△ 勝手にスキマ草(そう)と呼んで観察を楽しんでいる、アスファルトの割れ目などの隙間に住んでいる植物たち。頻繁に通る道にいたりして興味を引かれると、ついつい観察をしてしまう△

スキマ草(毎年復活のとあるシダ系?植物)  <5>

のシダ君に数日前に会いましたら、出ている数枚の葉っぱのウチ、一枚がなぜか裏返っていて、そこに胞子がビッシリ並んでいるのが見えました。その隣の葉っぱにも、角度的にウラの胞子が覗いていますね。 ちょっとゾクゾクっとしてしまいました。まそれはさておき、ここにいるシダ君を数年観察していますが、胞子は初めて見ました。噂は本当だったのだ、と思いました。シダ系の植物は葉っぱの裏に胞子を作ってそれを飛ばして仲間を増やすんですよね。 それにしてもこのシダ君、根性ありますね? 手すりの腐食し

スキマ草(毎年復活のとあるシダ系?植物)  <3>

約二十日前に投稿した、シダ君が、順調に成長していました。前回の投稿は以下のコチラになります。 因みに一回目のは以下のコチラです。 いままで通りすがりに見るけれど、考え事をしているときは気づかず通り過ぎちゃったりして、などなど、正直テキトーで曖昧な観察しかしていませんが、このようにちゃんと(?)時系列で追うと、その変化の様が見て取れて今更という感じがしなくは無いですが、面白い、と思いました。 野菜作りにハマるヒトや植物を育てるのが好きなヒトが、この育っていく様子や変化して

スキマ草(毎年復活のとあるシダ系?植物)  <4>

<3>の続きです。縦だと画像が切れてしまうので横にしましたが、見づらいですね…。すみません…。 前回の掲載から二週間経っているようです。右手側にぴよんと長いのが伸びていますが、成長一直線、というワケでもないのか、下側に生えていた短い葉の幾つかが枯れた? 様子も見えます。 今年は途中で引き抜かれる、がナイのでしょうか。そうだといいなと通りすがりの勝手に見てるだけのヒトはそんな風に考えています。 P.S.なんか最近時間に追われています。それなりの文章を書かないと、文章書きの

スキマ草(毎年復活のとあるシダ系?植物)  <2>

以前このnoteに書いたことのあるシダ君ですが、この間久しぶりに会ったら葉っぱが増えていてふさふさになっていました。しかし先陣を切ったと思われる、手前で茶色くしょぼしょぼになっている葉は、役目を果たしたのか……枯れていました。なむ。 初めてnoteに掲載した時の写真はこちらになります。ちょうど一ヶ月ほど前のだったのだ、と今気がつきました。 栄枯盛衰を繰り返しながらしぶとく生き抜いている、ように見えるシダ君。身勝手なニンゲンは勝手に、君の生き様を観察して感動したり笑ったり感