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「スキマ草につい目がいく」

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スキマで生きている、植物たちのことを書いています。
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2020年7月の記事一覧

アカメガシワかな? <スキマ草観察日記>

スキマ草(そう)と名付けて、道端のアスファルトの割れ目などに住んでいる植物たちを観察して楽しんでいますが、アカメガシワと思われるこの植物は、根っこの部分はスキマにあるかもですが、成長すると結構巨大になります。 葉っぱがでかいです。大人の手のひらよりも大きいな葉がわっさわっさしている樹も結構あります。背丈は1メートル前後のものを街中では見るチャンスが多いかも? でもそれ以上高くなるととにかく葉っぱが大きいのでジャマ感が出て、斬られちゃういや伐られちゃうのかもしれません。 近

カニクサかな? <スキマ草観察日記>

住宅街にある側溝のキワにいました。葉の形と色がもみじっぽいと思いましたが、調べてみると、カニクサかも? でした。 もしカニクサだったら…。 彼はシダの仲間でありつる性の植物だそうです。この先つるが伸びてきたときに、どこかに巻きついて…となった時に、巻き、巻きつきたいのに巻きつくとこないじゃんっ! てなりそうで、そうなるとどうなるのだろう…という先行き不安なスキマ草みたいです。(もしもカニクサだったら、ですが) なのでと言いますか、カニクサ君と名付けて、時々会いに行こうと

スキマ草(毎年復活のとあるシダ系?植物)  <3>

約二十日前に投稿した、シダ君が、順調に成長していました。前回の投稿は以下のコチラになります。 因みに一回目のは以下のコチラです。 いままで通りすがりに見るけれど、考え事をしているときは気づかず通り過ぎちゃったりして、などなど、正直テキトーで曖昧な観察しかしていませんが、このようにちゃんと(?)時系列で追うと、その変化の様が見て取れて今更という感じがしなくは無いですが、面白い、と思いました。 野菜作りにハマるヒトや植物を育てるのが好きなヒトが、この育っていく様子や変化して

スキマ草(毎年復活のとあるシダ系?植物)  <4>

<3>の続きです。縦だと画像が切れてしまうので横にしましたが、見づらいですね…。すみません…。 前回の掲載から二週間経っているようです。右手側にぴよんと長いのが伸びていますが、成長一直線、というワケでもないのか、下側に生えていた短い葉の幾つかが枯れた? 様子も見えます。 今年は途中で引き抜かれる、がナイのでしょうか。そうだといいなと通りすがりの勝手に見てるだけのヒトはそんな風に考えています。 P.S.なんか最近時間に追われています。それなりの文章を書かないと、文章書きの

咲いていると主張する。

道などを歩いていて、ふと。草花や草木と目が会った、と思うヒトはどれくらいいるのでしょうか? 花はたぶん、気のせいだと思うのです。だって、花はニンゲンのために咲いているワケじゃありませんね。究極は自分のためだと思いますが、基本は虫を呼び寄せるためですね。ニンゲンなんか呼び寄せちゃったら、抜かれてしまいますね。 木などは、どこに目があるのか分かりませんが、なんか、なんか見てる? かもしくは何かを語っていたりする? とかって、たまにですが、感じたりすることがあります。これも

スキマに住んでいる

から、スキマ草(そう)、と勝手に呼んでいます。上の写真のような、コンクリート の壁から水を抜くパイプのキワやスキマに、植物が生えているのを見ることが多いかと思いますが、その生え方(生き方?^^)の様子がちょっと面白かったりすると、写真に撮って楽しんでいます。 上の写真は、カタバミと何か、細く伸びる葉っぱのコラボが、何かの寄せ植えみたい、もっと良く言うと、ブーケみたい、と思って思わず写真に撮りました。 はたまた何か、ヘアーバンド乗っけてる誰かカワイイ子? この無駄とも思え

スキマ草:脱走族、いや属

脱走属。勝手に名付けて遊んでいます。上の写真をよーく見ていただくと、木製の花壇から脱走しちゃいました、としか思えない、同じ種類の植物が、電柱の足元に、息づいています。(植物の名前が出そうで出ないです…すみません) このような脱走属はよく見かけます。花を咲かせているパターンもあります。見るのは面白いですが、その地域の植生関係云々を考えると、ただただ面白がって笑ってていいのかしらん、と思ったりも一応したりしています。 園芸種って生命力が強いモノが多そうなので、脱走属がいっぱい