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俳句・自由律俳句(no-tsumori)&川柳

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俳句や自由律俳句や川柳にも挑戦しています。
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2021年9月の記事一覧

自由律俳句(no Tsumori) 其ノ百三十二

夕焼けの空色、今日のキモチの反映。 ****************** 心理状態が、如実に映し出されている、と思った日。あの明るい朱色に穏やかさを感じる日もあれば、物寂しさを感じる日。その日その日で色々・・・。

自由律俳句(no Tsumori) 其ノ百三十一

猫の手ポー。 ********* 猫などの、爪のある動物の手足のことを、英語でpaw(ポ or ポー)というらしいです。かわいい…と言いたいですが、この手がもしもライオンだったら…それでもまだ、かわいい、と言える…かしらん…。

自由律俳句(no Tsumori) 其ノ百三十

芋虫もコケます。 ******** 本当です。見たのです。この間、アスファルトの道をはっていた芋虫が小さな窪みにカラダを取られて、コケってなってました。 蛇足ですが、こんな道の真ん中辺りにいては踏まれてしまうのではと心配になり、棒切れを探して渾身のチカラでクサムラに投げ入れました。無事でいるかな。ちゃんと蝶の仲間になれたかな。

自由律俳句(no Tsumori) 其ノ百二十九

ドブ川にカメ見っけ。 ********** 掃き溜めに鶴、みたいな。わ久しぶりに見たと思った住宅街の中の汚れた小さな川。どんなもんでしょと川の中を除いていると案外いました。写真のカメとコイと思われる魚は数十匹、コイの半分くらいのサイズの魚も数匹。 亀はアカミミガメとかだったら、捨て亀でしょうか。たくましく生きている風に見える姿に、プチしみじみタイムでした。

自由律俳句(no Tsumori) 其ノ百二十八

「環境の変化」 昔はお池にハマったが、最近はアスファルトの割れ目にハマる。ーーードングリ ******** 自由律俳句と言うよりは、『かたえくぼ』(朝日新聞)風にしてみました。上の写真だとあんまり良く分からないと思いますが、ドングリがふた粒、一緒にちょうどな窪みにハマっていてちょっと笑ってしまいました。

自由律俳句(no Tsumori) 其ノ百二十七

オーラでカラダを護るイメージ。 **************** 邪気や悪い気から身を護る。だけでなく、コロナからも、と気合いを入れて。最近、気持ちを強く持とうと、呪文のように時々小声で唱えております。

自由律俳句(no Tsumori) 其ノ百二十六

最初は電話、だったのに。 ****************** 上のイラストに描いたような、当時ショルダーフォンと呼ばれた携帯電話は、1985年に誕生したそうです。最初は、本当に、電話器としての機能だけでしたよね。 それから、36年後の2021年。アイホン13のカメラがすごいとかフツーにしててそんな宣伝文句とかを読んでいて、ふと思ったのです。これって、ケイタイいや今はスマホと呼んでいるけど、スマホのホは、電話のフォンだけど、もう、ホ(フォン)はいらないんじゃないの?

自由律俳句(no Tsumori) 其ノ百二十五

秋深し、芋蒸し。 ******** 秋が深くなって欲しいです。肌寒くなってきた秋の日に、蒸して食べるお芋さんを、味わいたし。

自由律俳句(no Tsumori) 其ノ百二十四

月に叢雲、片目のカイジュウ。 ******** 空全体に雲が覆っていて、そこの僅かな破れから月の光が覗くとき…何かの生き物の、片目のように想像す。 *余談です:「月に叢雲」の言葉は知っていましたが、その先が「花に風」。そして意味が:世の中の好事には、とかく障害の多いことのたとえ(広辞苑 第六版)ってこと、ジブン知ってましたか? っと目が点になりました。中途半端に記憶している、ことって案外多いのかも知れないです…。

自由律俳句(no Tsumori) 其ノ百二十三

猫はキッチリ丸くなる。 ****************** 真円と言って、いいのではないか? って思うことないですか?

自由律俳句(no Tsumori) 其ノ百二十二

枯れ葉カサカサ、お肌カサカサ。 ****************** 枯れ葉が道を埋め尽くすころ、お肌の乾燥も始まります・・・。涼しくなるのは大歓迎なんですが・・・。

自由律俳句(no Tsumori) 其ノ百二十一

イカリ10秒、ハイテ10秒。 ******** カチンと怒りが来た時、6秒ガマン、とかって聞きますね。ジブンには、20秒必要かも知れません。「今ジブンはイカっている、との認識に、10秒。それを吐き出すのに、10秒」です。ふー〜ふー〜って吐き出す。どこかへ行っちゃって〜。

自由律俳句(no Tsumori) 其ノ百二十

明日はナイ、と思うこと増える。 ****************** 会う約束とかで、「あー明日はナシで」みたいな軽いノリでなく、なんかふと、言い様も知れぬ確信? で、「明日は無いんだ」と思ってみたりすることが増えています。やっぱりそれはコロナのせい・・・?

自由律俳句(no Tsumori) 其ノ百十九

ツクツクは行く夏と共に鳴く。 ******** 最後まで鳴いている蝉は、この辺りではツクツクボウシかと思います。ツクツクの鳴き声が秋虫の声と混じる日は、ある意味で二つの季節をいっぺんに味わえる、ということで贅沢な日になるのかしらん。 しかし、蝉の鳴き声は同じなのに、気温や日差しや風の様子が変わった中で聴くと、なんとなく物悲しく感じるのは何故なのでしょう。秋の雰囲気の方にキモチが引っ張られてしまっているのかしらん。 (余談:写真の蝉の抜け殻の持ち主は、ツクツクではないと