心理的安全性の高いコミュニティづくりから考える、職場のチーム作り
私は今、「心理的安全性の高いコミュニティのつくりかた ~チーフミックスオフィサー講座~」を受講しています。
主催は、私も所属している母親アップデートコミュニティ(HUC)発起人のなつみっくす。
私自身、コミュニティを作る予定があるわけでも、現在コミュニティ運営に携わっているわけでもないのですが、
✔リーダーシップを学びたい人
✔心理的安全性の高い組織作りに関心がある人
にもオススメとあり、自分の職場でのチーム作りに活かしたいと思って受講しています。
全3日間の講座で先日Day1を受講したので、そこでの学びを書きたいと思います。
3時間のセッション。本当に学びが多すぎて全ては書けませんが、特に心に残ったものを。
Day1のテーマは「コミュニティづくり」。
なつみっくすからHUC立ち上げ期のエピソードや、そこからの学びについてお話しいただきました。
仲間を探す
コミュニティ立ち上げの前に、仲間探しとしてコアメンバーを見つけていった方法について。
・見つける(自分から声をかける)
・見つけてもらう(発信する)
特に、「見つける」については、同じ想いを持っていそうな人にコミュニケーションをとっていく。1対1での対話を大切に、自分の想い(なぜやるのか?)を丁寧に伝えていったそうです。
職場でも、自分がやりたことを実現していく時に、どうしたって周りの助けが欠かせません。そんな時、自分は
・1対1のコミュニケーションを大切にしているか?
・”なぜやるのか?”を丁寧に伝えているか?
を振り返ってみると、反省すべき点が色々と思い浮かびます。時間や効率を優先して手段を選んでしまっているなぁと。
1対1のコミュニケーション。「なぜ」を伝える。まずはこの2つを意識したいです。
仲間集めについては、なつみっくすのnoteでも詳しく書かれています!↓↓
旗(目的)を仲間と一緒に掲げる
コミュニティの目的を設定する時に大切なのは
HOW よりも WHY
どうやるか(手段)ではなく、なぜやるのかを大事にする。
そして、
「自分のWHY(なぜコミュニティをやるのか)」だけでなく
「相手のWHY(それぞれがどんな想いでその場に集まっているのか?)」
も深掘りしながら一緒に目的を考えていく
というのが印象的でした。
これまで、コミュニティは発起人が旗を立てて周りを巻き込んでいくもの、と思っていました。
でも、集まった人の「WHY」も自分の「WHY」と同じくらい重要で、それが土台にあるからこそ熱量を大きくしていけるというのが学びでした。
自分の職場でどんなことができるか?を考えた時、
「なぜこの会社で働いているのか?」
について同僚と話してみたいと思いました。
さらに、そこから「この会社でどんな未来をつくりたいか?」という話も。
正直に言うと、今の職場では、こんな話をしたことがほとんどありません。
周りのメンバーは皆、目の前の仕事に日々真摯に取り組んでいますが、振り返ると、業務の話以外に改めてこういった話はしたことがない。
企業のビジョン・ミッション・バリューへの共感がベースにはあるものの、一人一人の「WHY」は異なり、お互いの「WHY」を理解し合うことで強いチームになれるような気がしています。
多様なつながり
HUCは、「母親を、もっとおもしろく。」というビジョンに共感し、”母親をアップデートしたい”という想いをもった仲間が集まっています。
この共通の関心軸(価値観)がベースにあった上で、メンバーの多様性を大切にしている理由について、
・視点が増える
・シナジー効果
・個が活きる
という話に加え、
・同質なつながり→比べてしまう
・多様なつながり→比べない→楽観的になれる
というお話があり、これにはすごく納得。
同質、つまり、同じ会社の同期だったり、家族だったり、似たような立場にいる仲間と自分を自然と比較してしまいがち。
でも、バックグラウンドが全く異なる人とは、あまり比べない。違いが気にならないのです。違って当たり前、と思える。
そういう意味で、会社や家族以外のつながりや環境を持つことの大切さを改めて感じました。
とにかくオープンに
HUCでは、
・入会したら必ず自己紹介をする
・コミュニケーションはFacebookのスレッド上で
・定例会やイベントのログを残す
・ブログでもオープンに発信する
と、立ち上げ当初から、とにかく情報がオープンでした。
私も、参加できなかった定例会のメモが読めたり、イベントの動画があとから見れたりすることで、取り残されている感じがしない。
たとえ見に行けなくても、置いてある(オープンにしている)ことが安心感に繋がっていると実感します。
職場に置き換えてみると、子供の都合で急な休みをもらい、休んでいる間に話が進んでいることもあります。上層部の議事録がシェアされなくなった時も、距離感や不信感も生まれました。
自分ができることとして、「不在にしていたメンバーがいたら、簡単でもいいからメモを共有する」など、誰かを置き去りにしない工夫をしていきたいと思います。
・・・・
★Day2 「コミュニティを広げる」
★Day3 「リーダーとしての役割」
と、まだまだ続く講座を楽しみに、また学びをアウトプットしていきたいと思います!
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