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新刊『モーリス・ラヴェルの生と死』発売開始のお知らせ(2023.8.12)

note上で2021年12月から2023年5月まで、20回にわたり連載してきた評伝『モーリス・ラヴェルの生涯』(マデリーン・ゴス著)が、『モーリス・ラヴェルの生と死』のタイトルで本になりました。ペーパーバック版、Kindle版同時発売です。
title image: Ravel and Stravinsky

1937年12月、ラヴェルの死の数日前、著者のマデリーン・ゴスは滞在中のパリで交通事故にあい、息子のアランを失いました。息子をなくし、同じパリでラヴェルの死に出会った著者は、この評伝を書きはじめます。ラヴェルの弟、友人、知人、ハウスキーパーと生前身近だった人々に会って話を聞き、悲しみを分かち合い、フランスの偉大な作曲家をめぐる愛と共感に満ちたバイオグラフィーを書き上げました。この本はインスピレーションを与えてくれた息子のアラン(当時19歳)に捧げられています。

156 × 234mm、ペーパーバック(228頁)

本書を読みながら、該当する楽曲を聴いていただけるよう、お薦めの演奏動画のQRコードを入れました。
フランス放送フィルハーモニー管弦楽団、フランクフルト放送交響楽団、演奏家本人の公式チャンネルを主体に、ユッセン兄弟による『マ・メール・ロワ』、アルゲリッチとフランス国立管弦楽団による『ピアノ協奏曲ト長調』、山田和樹、藤田真央のデュオによる珍しい『ラ・ヴァルス』の2台のピアノ版、パリ・コンセルヴァトワールの学生(BDE Cnsmdp)による歌曲など、聴きどころ満載です。

ペーパーバック:¥1,800(本体価格)
kindle版:¥500(現在Kindle Unlimited 読み放題中)

本の詳細はこちら
amazonの『モーリス・ラヴェルの生と死』のページ:


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