想う日を過ごす
今日は国際ガールズ・デー。
「国際ガールズ・デー」は、「性別」と「年齢」という二重の差別を受ける途上国の女の子たちの特有な問題に焦点をあて、その解決にむけて世界各国が取り組むよう、啓発し訴える日です。プラン・インターナショナルの働きかけを受けて、国連によって定められました。
コロナの状況になってから、自分が何か社会にできることはないかと考えて、今年の7月からプラン・インターナショナルの継続支援をおこなっている。もちろん私の支援なんて微々たるものではあるのだけれど、寄付が日常になることで、私自身にとっては少なくない影響がある。
それで、国際ガールズ・デーをどう過ごそうかな、って先週くらいから考えていたのだけれど、今日一日は「お金を使わずに過ごす」ことに決めた。
「何を笑うかによって、その人の人柄がわかる」という金言があるのだけれど、最近はそれと同じくらい「何にお金を使うかがその人の人間性をあらわす」と思っている。
はっきり言って日本人のマインドだけじゃなくて、世界のマインドも変えたい。僕らが一生懸命働いたお金っていうのは、ちゃんと返す必要がある。だって僕ら、途上国が貧乏になってる恩恵で、本が読めたり、美味しいもの食べられたり、海外旅行ができたり、病院に行けるわけだから。それを半分ぐらい返してあげればちょうどイーブンでしょ。1年間に海外旅行に2回行ってれば1回にするとか、美味しいものを食べに行ってるのを半分にするとか、すればいいんですよね。残念ながら今のシステムはそうはなっていない。
これは以前、仕事でとあるインタビューを読んでいたときに印象に残った言葉で、すごくなるほどって思って。あ、それ私やりたい、って。同時に、コロナ以前に時々見かけていた、プライベートで海外旅行に行きまくっている人とか、高級料理店に行ってきた報告ばかりfacebookにあげているような人のことを全然魅力的に思えなくなってしまって、すごくわかりやすく私の価値観の一部になったなと思っている。ぴったりはまった感じ。
もちろん、お金を使わなくてもできることはいろいろありますからね。難しくていつも後回しにしてしまう哲学書を読むとか、冷蔵庫の残り物を上手に食べきるとか、いつもより入念に植物の様子を観察するとか。そういう一つ一つを静かに積み上げながら、今日は記念日というか、想う日。
(ちょっとくどいかと思ったけど、このnoteの完璧な補足なので、よかったらこちらもどうぞ)ウィキペディアより「投企」
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