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セルフケア備忘録:歯医者

口腔関係の初期設定値が死んでいる。
まず、歯並びが悪い。加えて歯が小さい。顎も小さい。口があまり大きく開かない。神経過敏である。
故に、頻繁に歯医者に行かないと大変なことになる。

私がマメに歯医者に行くようになったのは、2020年のアフターコロナからだ。
それまでも70%くらい在宅ワークだったのがコロナで100%になり、曜日と時間の融通が利かせやすくなったという理由はもちろんのこと、ちょうどその頃家族が通い始めた駅前の歯医者が腕が良いとのことで、それまで利用していた商店街脇の歯医者から乗り換えをしてみることにした。

案の定というべきか、こちらの歯医者の方が圧倒的に腕が良い。治療の腕も良いし、何よりも説明がわかりやすい。ここはこうなってるからこう処置します、というのを一般人でも理解できるように伝えてくれる。なので、私はずっとここの歯医者に通っている。あと多分、担当医との相性がいい。「ウマが合う」というやつだ。

しかし、どんなに腕の良い担当医でも、患者がこのような口内をもって生まれ落ちてしまったが故に、「どこの歯も痛くない状態」を維持させることはとても難しい。本当に申し訳ない。

そもそも歯並びが悪いからつねに噛み合わせがおかしいし、交感神経が活発すぎて、歯ぎしりからは逃れられない。
加えて知覚過敏である。先生曰く、歯も人によって過敏な人とそうでない人がいるらしく、私はかなり過敏なほうらしい。過敏だと何が困るかというと、少し歯が削れてきたときに(そもそもなぜ削れるかというと食いしばりや歯ぎしりをしているからなのだが…)早い段階で痛みが出るのである。歯の痛点の数や分布というのも人によって違うらしく、私は痛点が広く、多く分布しているらしい。どう考えても口内関係の、特に虫歯治療・歯の健康維持に関してあきらかなペナルティを負っている。

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先生の説明を聞いていると、なんとなく、「あ、これもしかして長生きできないんじゃないかな」という気持ちになってくる。一応、私なりに最善を尽くしてはいるものの、どう考えても歯は消耗品である。というか、体全体が消耗品なのだけれど、明らかに歯だけ消耗のペースが早すぎる。おそらく私は歯のせいで45才くらいまでしか生きられないのではないか。そんな気がしてくる。

一応担当医の名誉のために言っておくと、もちろんこれまでに一度も担当医からはそんなことは言われていないので、ご安心ください。大丈夫。

<完>

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