短歌14 2021/11/8
夜道こそ余りのこゑの寂しさを拾はばけふを秋と憶へる
/小倉信夫
#短歌
やや改稿しました。
今日は落ち葉も冷える曇り空で、霧が立つように空が澄んでおり、ちょうど散歩日和でした。
これから少しwebをして、そのあとは、雨の音を聴きながら心を雨に添わせてみます。秋をしととど散らす雨です。
(2021年11月8日のツイートより引用)
この頃はまだ、散歩をするにもちょうどよい気温だったのですが、だんだん寒くなってきて、虫の声もまばらとなり、薄着だと歩くのに凍える思いをするようになり始めました。
散歩日和の続く季節ももうすぐ終わり、冬が来ようとしています。もしかしすると、私の心の内は始終秋なのかも知れず、そうして詩のたわわな実りとともに、寂寞とした胸の懐かしさを追いかけている気がします。
冬になると、冬は冬で、空の恋しい季節です。
そしてまた、あたたかな時を待ちつつ暮らします。
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