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不用品の世界

あなたはいらない物、不用品が目の前にあったらどうしますか?

・ゴミ箱に捨てますか?
・誰かにあげますか?
・リサイクルショップに持って行きますか?
・買取店に持って行きますか?
・そのまま再び押入れなどにしまいますか?

どうしますか?

では次の質問。

ゴミ箱に捨てると回答した方、何で捨てようと思いましたか?
不用品と聞いて、何を想像しましたか?


誰かにあげると回答した方、何であげようと思いましたか?
あげようと思った物は何ですか?
誰にあげますか?

リサイクルショップに持っていくと回答した方、何でリサイクルショップに持って行こうと思いましたか?
何を持って行こうと考えましたか?

買取店に持っていくと回答した方、
何で買取店を選びましたか?
何を持って行こうと考えましたか?
誰かにあげなかったのは何でですか?

そのまま再び押入れなどにしまうと回答した方、
何でもう一度手元に残そうと思いましたか?
それは何でですか?
何の品物を思い浮かべましたか?
その品物はこれから5年後も使いますか?


不用品と言っても様々です。
私は先日別の記事で不用品について『ゴミ』と表現しました。

しかし、ある人にとっては『想い出の詰まった宝物』でもある。
そして、ある人にとっては『投資目的の品』
ある人にとっては『次に活かしてもらう資源』

持って行く先は違っても、持って行く人の気持ちは全てゴミでもなければ、全て投資目的の品という訳でもない。

人によってその物への思いは様々である。

ブランド品でもゴミと思う人はゴミである。
ブランド品ならたとえ汚れててもお金をもらいたいという人には投資目的の品になる。


リサイクルショップや買取店を利用する際、
「あの人いらない物を売ってお金もらおうとしている」と思われること自体恥ずかしいと思うことだってある。

(お金を目的にしてない人にとってはお金をもらおうとしていると思われること自体馬鹿にされている感じもする。)

人によっては自分の買った大切な品を、ゴミ箱に入れるのは忍びないから、次に大事にしてくれる人に回そうという気持ち。

大事だから自分の子どもにあげようかなという気持ち。

やっぱりまだ手元に持っていようかなという気持ち。

「やっぱりまだ手元に持っていようかな」については、実はそういう気持ちは働きやすい人間の心理がある。
行動経済学の本にも記載されている授かり効果。
(保有効果)

一度手にした物は手放したくなくなる心理。
一度手にすることで品物に価値がでる。

(保有効果:他人の評価よりも高く見積もること)

ここまで立て続けに質問をしてきました。
皆さんが最初に考えていた不用品への考えはどうですか?

おそらくそれぞれが思い浮かべた品物によっても、価値観によっても扱い方は変わる。
人にあげると回答した方、もらう側の人もその品物に同じ価値を感じてくれるのでしょうか?

先日あるTVを見ていて、ある若いギャルのお姉さん。中古ブランド品について「人が着たくせに高い」と言っていました。

物を売るにしても、人にあげるにしてもすでに人が使ったくせにと思われる品物です。
あなたにとって宝物であっても。

自分の考える価値が全てではなく、だからこそ頭を柔らかくして過ごして行きたいですね。

今日は不用品でしたが、他のものでも同じように考えてみることはできます。
この人使えないなんて言葉を人に向ける人。
この人他の人にとっては大事な人だったりします。。という風に。

自分の見ている世界以外も想像してみましょう😊

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