ヤナミューが大好きだと気づいた日

0529
YSM SIX TOUR in さいたま
天気雨と世界のバラードを歌っている彼女たちをみて
人生ではじめてライブでぼろぼろ泣いてしまった

私ってヤナミューのこと
ちゃんとこんなに大好きなんだなと
実感した瞬間だった

わたしがヤなことそっとミュートに
出会ったのはTwitterの誰かのRT。
「No Known」の落ちサビの動画が
偶然回ってきて偶然目に止まった
まだヤナミューと認識はしていなくて
こんなかっこいいアイドルいるんだなと
印象に残っていた

そこからしばらくして
オタク友達にヤナミューいいよって
連れてきてもらったのが
2019.9のいろんなアイドルが出演するイベント
きらきらカラフルなアイドルが多い中
真っ白な衣装で人数も3人、曲が爆音
かなり異質だったけど、ほんとにかっこよかった

ライブ前に予習で
Apple Musicを聴いているとNo Knownが
流れてきてやっとあの動画と一致した
そして2回目に行ったライブで聴くことができた

それからNo Knownが圧倒的に1番好きな曲
あのイントロとあの間宮まにさんの落ちサビで
毎度テンション爆上がりしてしまう
唯一無二の曲なのだ

それから細々だけど、ライブに通ったり
間宮まにさんとチェキ撮ったりしていた

そんなヤナミューを好きになって2年と9ヶ月

ずっとずっと思っていることなのだけど
私は好きで居続けるのが下手くそ
とにかく熱しやすく冷めやすい
さらには勧められたものをすぐ好きになりがち
時折、本当に好きなのか私？と思うこともある

そして少しの方向転換や変化、
たとえ前向きな進化や成長の過程でも
なんだか違和感を感じたり急に興味が
薄れてしまうときがある

なので好きが何年も続いている人がすごいと思うし
すぐ好きが薄れてしまいがちなわたしは
薄情かなと思ってしまう

それを塗り替えてくれたのがヤナミューだった
どんな変化も成長も多少ある違和感でさえも
好きで居続けることができた

元々1人行動が苦手で
誰か知り合いがいるからとか友達と一緒だから
ライブは行っていたところがあった
そこも含めて本当の好きが分からないことが
多々あったように思う

でもヤナミューは1人でもなんでも
ライブが楽しくて通っていた
こんなに自発的にライブにいったグループは
初めてだった

そして終わりを見届けることもできた

私にとって特別で大好きなグループだった

現体制最後のライブの
最後の曲「遮塔の東」
曲の始まり円陣のような形になったとき
メンバー同士で背中をぎゅっとしている場面をみて
ああこれが最後の曲なんだ
きっと終わって言葉はなく
去っていってしまうんだろうと確信した

エンドロールが流れ、さっきまでメンバーの表情や
MCであんなにボロ泣きしていたのに、
すべて終わったあと涙が出てこなかった
なんだか呆然としてしまっていた
今後こんな曲を歌い上げ、
表現し尽くすアイドルに出会えないだろう、
とんでもないアイドルグループだったと呆けてしまった

出会ってくれてありがとう
そして6年間ヤナミューで居続けてくれてありがとう
ほんとにほんとに最後まで大好きでした