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実践!映画館の座席の選び方

こんにちは。
映画館で映画を鑑賞することを
趣味としている「はぴお」と申します。

映画館でどの席で観ればいいのか…
迷いますよね、分かります🦒

座席選択は映画体験の質を
大きく左右する重要な要素。

本記事では、
せっかく映画館に足を運ぶ以上、
映画体験を最大限楽しむための
選び方を教えていきます!

あくまでも一個人が、
”基準”としているものとして
受け止めて下さいね。


■映画館の席の選び方 基礎編


映画館の「いい席」は、
何を重視するのか、人によって
大きく変わってきますが、

中央から数席後ろ


このポジションが、
見やすさと音のバランスがとれやすい
傾向にあると一般的に言われています。

この箱ではKLM列が該当する。


そして、重視する要素ごとに付け足すと、

■スクリーンを視界一杯に浴びたい方は、

前から1/3


混雑しづらい所で観たいという方は、

通路側席,予備席の隣


映画館には、ダブルブッキングや、
座席の汚損などのトラブルに備えて
「予備席」が用意されてます。

通路側や車いすスペースの隣が多いです。

必ず人が居ない保証はできませんが、
通路側の席よりもセンターに近く、
通路の誘導灯が気になりにくいため、
おすすめです!

■映画館の席の選び方 ガチ編

以上の事は、他の記事で既出な事。
ここからは映画好きの視点から
ワンポイント付け加えた
座席の選び方になります。


もう一つ考慮する点があるとすれば、

画郭(アスペクト比)


私たちが日常、youtubeやテレビで
目にすることが多いのは、16:9(1.78:1)ですが、
映画(館)では二つの画郭が主流となっています。

1.ビスタサイズ(1.85:1)

詳しく分けるとヨーロッパ(1.66) もありますが、
一般的にはアメリカン、1.85で大丈夫です。

2.シネスコ(2.35:1)

フィルムに拘った監督だと、
映写泣かせの2.20:1を使うこともある。

以上の二つの写真から、
同じ劇場の同じ席から撮影していますが、
画郭が違うだけで、大きく体感サイズが
異なってくることがお分かりになるでしょう。

■実践編

それではこの知識を
どのように活かしていくか。

1.観たい映画の予告編やPVを
    youtubeで探しましょう。

フルスクリーンで見てみて、
黒帯がない、ちょこっとならば
16:9かビスタサイズです。

黒帯ががっつりあれば、
シネスコです。

映画館の方に問い合わせるのも
一つの方法ですね。

16:9

ビスタサイズ

シネスコ

2.映画館の施設案内からスクリーンサイズをチェック

横から縦を割り算してみましょう。
そして答えが1.85になったらビスタ箱、
2.35~2.40くらいになったらシネスコ箱です。

たまに数値がどちらにも当てはまらなかったり、
厳密に合わなかったりしますので、
大雑把に見て下さい。

スクリーンサイズを公表していない
映画館もありますが、問い合わせれば、
画郭であれば教えて頂けると思います。

3.席を選ぶ

 ビスタにはビスタ箱
シネスコにはシネスコ箱

作品の画郭と箱のアスペクト比が
一致していればスクリーン一杯に
映写されるので、画郭は気にせず
座席を選んで大丈夫です!

しかし、
ビスタ箱にシネスコ画郭の場合、

シネスコ箱に、ビスタ,16:9の場合、

このようにスクリーンサイズに対して
体感サイズが小さくなることを
考慮しなければなりません。

そのため、首の角度やポジションに拘りが無ければ、
画郭によって座席を使い分ける必要が出てきます。

私の場合ですと、
シネスコ箱でシネスコの場合(赤)
見やすく音響のバランスがとれている
KLM列あたりで観賞することが多いですが、
ビスタサイズ(黄)では体感サイズが小さくなるため
前に出て鑑賞しています。


以上、ガチ編。
少しマニアックな話になりましたが、
ご参考になれば幸いです。