#74 渡り鳥が長距離飛ぶことが可能な理由を指示ゼロ経営に取り入れると…
みなさん、渡り鳥がV字になって飛んでいる姿を見たことがありますか?
研究によると、渡り鳥はもちろん種類によりますが、数千㎞から長いものだと9万㎞もの距離を飛ぶそうです。
日本からハワイまで6700㎞だそうですが、飛行機でさえ7~8時間かけて飛ぶ距離です。
それをあんな小さな体の鳥が飛び続けることができるには秘密がきっとあるはず!!
と、調査研究をしたのがオックスフォード大学(さすが!)。
その研究は
この研究論文の結論は…
この「相互協力行動」により、9羽で飛ぶと50%、25羽だと70%飛距離が伸びることが分かったそうです。
そして、
私が指示ゼロを知った当初
「誰も管理しなかったら、ずるする人とか出てこない?やる人とやらない人の差とかでないのかな…」
と思っていました。
実際そう疑問に思う人はたくさんいると思います。
しかし、渡り鳥ではこれが起こらない…。
なぜかと言うと、それをやってしまうと、命に関わるからです。
渡り鳥をワンチームとして考えた場合、彼らには「共通の目的が明確」…ようするに「A地点からB地点まで飛ぶという目的が明確である」ことです。
「共通の目的が明確」になると、チームとして力を合わせることが可能になります。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
「A地点からB地点まで飛ぶ」ときに、どうしたら安全に楽に早く飛べるか?それがV字飛行です。
先頭はすべての抵抗を受けますが、その後ろの鳥たちは、前の鳥の羽ばたきにより、上昇気流が起こり、そこまで一生懸命羽ばたかなくても飛べる…
後ろの鳥は「楽」なわけです。
じゃあ、みんな前に行きたがらないじゃないの?と、浅はかなニンゲンは思うのですが、鳥は命がかかっています。
自分がずるをしたら、チームのみんなに迷惑がかかることを知っています。
渡り鳥はV字で飛んでいたらいきなり、ふわっと隊列が崩れてまたV字に戻るのを見たことないですか?
あれが、交代の時だったのです。
そして、論文にもあるように「「ただ乗り」常習者は全くみられなかった。」のです。
自然界では自律型指示ゼロ組織であることが生き残る条件
私はそんな風に感じました。
きっと、会社にとっても、自律型指示ゼロ組織であることが生き残る条件…なのではないかと思う今日この頃です。
本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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