プロダクトアウトってもう古いの?
マーケティングをやる際に大切な考え方に、
プロダクトアウト
マーケットイン
というものがあります。
今回は、それぞれの違いと、どっちの考え方が良いの?というお話をします。
プロダクトアウトとマーケットインの違い
プロダクトアウトとは、企業が持っている技術力や商品力をもとに、商品開発、提供を行います。つまり、企業が持っている強みを活かすことができる手法です。
マーケットインとは、市場やユーザーがどういうニーズがあるか、という視点から、どういう商品が求められているかを考え商品開発、提供を行う手法です。
一昔前は「プロダクトアウト」という考え方が一般的でした。
それは、日本が「良いものを作れば売れる」という時代だったためです。
良いものをたくさん作って売る。という手法が一般的でした。
大手メーカーが良い例かと思います。
プロダクトアウトの時代って終わったの?
今日本は「良いものを作れば売れる」時代ではないことは周知の事実かと思います。
なので、どちらかというと「マーケットイン」の方が注目されている考え方になります。
ただ、気をつけなければいけないのは、
どちらかが正しくて、どちらかが間違っているとか、どちらかを取り入れて、どちらかは取り入れないという考え方ではない。ということです。
最近は、個人で仕事をしている方も増えてきました。
そういった場合、プロダクトアウトの考え方はとても大切になると感じています。
それは、いくらマーケットがどうであれ、自分ができることに限りがあるからです。
なので、まず小さく始める場合は、プロダクトアウトの考え方で始めるのも良いと思います。
ニーズありきのビジネスが必要
よく間違えられるのは「プロダクトアウト」は自社発信なので、ニーズを無視して商品を作る。ということ。
これは、ただの自己中なので、プロダクトアウトではありません。
プロダクトアウトにせよマーケットインにせよ、「ニーズ」はありきなのです。
どういうニーズがあるかをしっかりと把握した上で、マーケティングすることが必要になります。
なので、自分ができることは何か。世の中が何を求めているか。これらをしっかりと抑えてビジネス活動をしましょう。
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