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Webサイト制作から見る、伸びる企業伸びない企業

私は200社以上のWebサイトのディレクションをしてきました。
そんな中で、伸びる企業と伸びない企業の傾向がわかってきたので、ご紹介します。
(これは、私の主観であり、すべてに当てはまるとは限りません)

伸びない企業の共通点3選

私が見ていて、結果的に繁栄していないなと感じる企業の共通点は3点あります。

目的がブレる

Webサイト制作をする目的はそれぞれです。
・ブランディング
・集客
・そもそもWebサイトがなかったから
など。

最初から最後まで目的に沿って制作できればいいのですが、途中でブレる方がいます。
例えば、
・このデザインいいなー
・こんな機能いれたいなー
といった「感情」が入ってくるケース。
たしかに、カッコよくないよりカッコいいWebサイトの方がいいとは思います。
ただ、極端な話、デザインが多少カッコよくなくても、売れるサイトは売れるのです。
一番問題なのは、目的が途中でブレること。目的達成するための行動をしましょう。

長期的に物事を見ることができない

Webサイトは作って終わりではありません。
人と一緒で、「育てていく」ということが大切になります。
中には「作ったからお問い合わせくるよね?」という方がいます。
「時間をかけてPDCA回していくことが大切です」というお話をさせていただくのですが、それで理解していただけない場合、大変です笑

でも、これって経営と同じだと思うのです。
もちろん右肩上がりであれば最高。しかし、良いときもあれば悪いときもある。そういった長期の視点を持つことが大切になります。

原価の概念があまりない

これは声を大にして言いたい笑
「お金払ってるんだから、要望全部聞いてくれよ」という方笑
こういう企業は、「原価」という概念がないなと感じています。
特にWebサイトの場合「原価」が人件費なので、見えづらい部分はありますが、見えないものに対しても「想像」することはできるはずです。

企業は、原価に利益を乗っけた額が売価となっています。
原価の考え方や利益の乗っけ方は企業によって異なりますが、「お金払ってるんだから、要望全部聞いてくれよ」という方は、そもそも原価や利益という概念が少し薄い方が多いです。

こちらの記事でも書きましたが、仕事の基本はWin-winなのです。
お金を払ったからOKではないのです!!

まとめ

過去の体験から、伸びる企業伸びない企業の違いを紹介させていただきました。もちろん特定の企業のことを言っているわけではありませんし、全てに当てはまると思ってはいません。
しかし、大切なことだと思うので、ぜひ参考にしてもらえると幸いです。

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