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カレーですよ4337(菊川 台湾料理 生駒)なぜかカレーメニュー充実の幸せ。

生駒はやっぱり凄い店だ。
中華カレーがあるからそう言っているのではない。

カレーですよ。

当たり前だが台湾料理という看板はダテではないのだ。どの料理も安定して旨い。

錦糸町緑界隈で48年磨かれた店主の腕前、揺るぎがないものだ。

「生駒」

本当に好きな店だ。

取材で訪れてお話を聞いた時に感じたのが店主のおとうさまと2代目のひでさんのコンビネーションと空気感のよさ。

父子で回す厨房の空気がピリッとしているが楽しげなのだ。あれにはなんとも憧れる。

中華、台湾料理の血が入るカレーメニューはどれも素晴らしいものだ。

「スペアリブのマドラス風中華カレー煮込み」

全体を作り出す酸味の奥底に甘さと辛さが控えている。
底無しの柔らかさの豚肩ロース。脂身の官能的な舌触りと味にはおもわずよろりとしてしまう。

「麻婆咖飯 排骨のせ」

流行りの四川風のきつい味には仕上げず、町中華らしさのあるファーストアタックの甘さに感じいる。しかしそれだけでは終わらず、追っかけの辛さとふわりとかおる麻辣が嬉しく面白い。
排骨の甘じょっぱく、なんといおうか、台湾風の調味で旨味のアタックがすごい。

「排骨カレーチャーハン」

最高である。カレーソース部分のスパイスの香りがちょっと面白い。中華風なのであろうけれど、ちょっと西洋風を感じるニュアンスも持つのだ。
店主が「うちの中華スープを入れて調整してあるから」とおっしゃる。さもありなん。
あれは他が真似したくてもできない。生駒の味はあのオリジナルの中華スープにある。あれはいいものだ。

ひでさんや店主の食べあるきの話しや錦糸町界隈の話し、気さくな地元どうしの会話、なんとも心地よい。

自転車で気楽に行ける距離に良い店がある。なんとも幸せなことだ。


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