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1200号(105巻8号)に向かって

 「覇王樹」は一〇四巻目に入りました。来年の一〇五巻八号は一二〇〇号と重なります。
 「覇王樹」は、橋田東聲創刊後、幾多の困難を乗り越えて今日まで続いています。それは一重に先人達の短歌への情熱と「覇王樹」への誇りと愛によるものだと思います。
 「覇王樹」は「清新自由」の社風を歌っています。個性を重んじ、その人にしか詠めない歌を尊重します。身辺生活詠、社会詠、幻想的な歌等々、様々な詠み方があって、よいのです。
 橋田東聲は、韻律を重んじました。韻律は詩精神を基に調べと抒情性に繋ります。自身の個性を活かしながら、今年も研鑽を積んでいきましょう。
 
佐田公子