マサイ族にガチで惚れそうになった私の女子高生時代😭❣️
さらば、青春。こんにちは、ハイエナ。
こんにちは。葉織(ハオ)です。
私は16歳の夏という青春真っ只中のはずのひと夏をマサイ族に捧げ、ハイエナなんかを目の前にして過ごした。
そしてマサイ族に16歳の日本から来た女子高生は恋に落ちかけた。
そんなひと夏の恋の青春物語を今日はお話することにする。
出会っちゃった日。。
思い返すこと2年前、高校2年生だった私はタンザニアの現地NPOでのインターンのため渡航した。
もともと、かなりの少数民族オタクでその中でもマサイ族はかなりの推しだったわけで、彼らに出会うなんてことは夢のまた夢だった。
しかし、現地につくと思いがけない展開!!!
マサイ族はちらほらいるし、当たり前のようにマーケットで買い物やらなんやらしている。
そこで、リアルマサイライフを感じるべく、12時間の長距離バスで移動の後、マサイ族の住むエリアまでやってきた。
なんだか溶ろけそうだぜ。
マサイ族といっても商売している人もいればビジネスマンの人もいれば様々だが、私のやってきたエリアは昔ながらのライフスタイルを続ける人々の多い村だった。
女性はご飯作りや牛のフンなどで作る家作り、アクセサリー作りなどを行い、男性は一日中数十匹〜100匹の牛やヤギの放牧やサッカーなどをして過ごす。
360度地平線の手付かずの草原の中で夕焼けを背に、マサイの布を纏ったマサイ族がヤギや牛と歩く姿は、絵から飛び出したような異世界で、その美しさのあまり溶ろけそう。
いや、というより実はかっこよさに溶ろけそうなのだ。
理想のタイプを難なくコンプリートしていくマサイ族
というのも、マサイ族は恋愛トークには欠かせない「好きなタイプは〜」から出てくる項目にはほぼ全部クリアしているのだ!(^o^)
☑︎健康的(体調が悪くても病院は行かずに近所の薬草で薬作る、視力は8.0とも言われている)
☑︎守ってくれる(ハイエナからもライオンからもゾウからもシマウマからも🐘🦁)
☑︎背が高い(飼ってる牛から一日5〜6リットルほど牛乳を飲むからかもしれない)
☑︎ 体型が引き締まっており、筋肉質(牛やヤギを放牧するために一日約20km歩く)
☑︎運動神経が良い(とくにジャンプには定評あり)
☑︎自立している(しすぎて生命力500点)
☑︎動物に優しい(人によってはヤギ100匹を同時に対応できる)
☑︎マナーを守れる(日本で言う、成人式ではライオン狩りと言って、ライオンとからだ一つで戦うという伝統文化を守っている)
☑︎お金をあまり使わない(GU○○I系男子なんていませんよ)
☑︎DIYができる(歯ブラシなんて目の前に生えている木の枝を削って作っちゃう)
☑︎料理を作れる(新鮮な牛乳だって牛の血だって飲める)
あゝ止まらん、止まらん💦
(例:歯磨き作っている男性)
☑︎それに、優しい。
(例:絶対に私の重いバックパック持ってくれる。レディーファーストしてくれる。)
Oh,極めの一発
これだけでもすでに虜になっている人ばかりだろうが、私は極めの一発をくらった。
それはマサイの村について初日の夜、電気が通ってないがために、人生で最も美しい、想像すらできないくらい美しい星空を私は見た。
数え切れないほど見る流れ星、そして冷たい風に、ほのかに香る牛の匂い。
人生で初めて「このために生まれてきたのかも」と言葉を絶するほどの美しさと幸せを感じ、私は涙を流した。
その瞬間、隣にいたマサイ族の友人が私の涙を拭いてくれた。(極めの一発)
もはや、マサイ族しか勝たん🥺
私の恋愛対象は今のところ男性なのだが、日本に帰国後、あまりにもマサイ族がカッコいいがために「日本にいるまわりの男性はなんて弱々しいの」と恋愛においてハードルが高くなり多少苦しんだ。
しかし、とはいえどもやはりマサイ族はカッコいい。
それに、日本に帰国後もたくさんあたたかいメッセージを送ってくれたり鬼電してくれたりするところも可愛い❣️
(彼は充電のできる都市部にいる時しか連絡がとれないので、週一の鬼電に応答できないことが多い)
最後に
世界には多様な民族がいるが、今回はイチオシのマサイ族のお話をさせていただいた。
ロヒンギャやウイグルなど信じがたい現状の中で今、この瞬間を生きる民族もいる。
しかし、世界中で色んな民族に出会い、全ての民族は美しい。これからも全ての人にリスペクトと愛を持って接したい。
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