#BlackLivesMatter 今世界で何が起きているかをJKバックパッカーが解釈してみた

こんにちは。
神奈川県在住の高校三年生で、別の肩書きとしてJKバックパッカーとして世界を旅しながら、不条理な社会をなくすために活動をしているHaoと申します。

今回は最近SNSでもよく目にする #BlackLivesMatter (黒人の命も大切)に関して、自分が知りたかった情報が全て記載されているニュース等が見当たらなかった、また「今何が起きているのか」は人種や国に関係なく一人でも多くの人に知ってもらう必要があると思い、この記事を綴っています。

【何が起きたのか】

2020年5月25日、アメリカのミネソタ州でジョージ・フロイドさんは偽札の20ドル札を使った容疑で警察に拘束された。彼は、警察のショーヴィン被告に少なくとも約8分間にわたって首を押さえつけられ、"I can't breathe."「息ができない」と訴えていたが、窒息で亡くなった。

https://www.instagram.com/tv/CAvu9ryoQjR/?igshid=1ndlgbwn7ipud

【現代の衝撃的な事実】


○1000人に1人
アメリカの黒人男性の1000人に1人は警官に殺されている。

◯7位
2013年から2018年の間で
アメリカの20代の黒人男性の死亡原因の7位は警察官による暴行。(黒人男性は白人男性に比べて2.5倍の確率で警察に殺されている。)

○21人
2010年から2012年の間に警官に射殺された少年の数は、白人少年1人に対して、黒人少年は21倍

【抗議活動と暴動】


今回の事件と、今まで社会・経済的な格差や差別に対する積年の不満を受けて全米各地で発生した抗議デモは、一部で暴力沙汰に発展し、警察車両は破壊され、放火や商店から略奪も起きている。

抗議活動が行われたミネアポリスはまるで戦場のよう。(一緒にお仕事をさせていただいている原貫太さんのツイートから暴動の様子をご覧いただけます。)
https://twitter.com/kantahara/status/1266279778094419971?s=21

【ここも忘れないでほしい】

○抗議活動と暴動の裏側で

 今まで本当に辛い思いをして、本気で警察の変革を、平和な抗議活動を通して求めている黒人が大勢いる中で、
長年の差別と度重なる警察による暴行で我慢の限界に達して暴徒化してしまった黒人や多人種もいる。
一方でこの騒動をただ社会不安と分断をさらに煽り、平和的な講義者に悪い印象を与えてさらに分断を生んでいる極悪非道な人々もいる。

また、黒人は必ずしも賛同しているわけじゃない。むしろ彼らの多くはもっと「マシな方法」を模索しようとしている。

そして、アメリカでは警察官も市民とともに一緒に抗議活動をする様子も。

https://twitter.com/ampz222/status/1266834970187685889?s=21

【署名活動】


#JusticeForFloyd の署名活動のURLです。
ZIP codeは10001とご記入ください。
https://d.shpg.org/639318516f?referring_akid=.6346300.WVm3TN&source=fb_sp

【私が思うこと】

数日前、私がアメリカの現地校に通っていた際にできた黒人の友達が、インスタグラムでこの事件に関して「今回もか」(警察の黒人に対する暴行に対して)といった内容を載せていた。

私たちが生きる社会に対して、10代の若者が「今回もか」と希望を持てないのは、おかしなことではないだろうか。

そして、自分の同世代や、自分と何も変わらない人が、どうして「肌の色」だけで苦しい思いをしなければならないのか。

今まで、JKバックパッカーという肩書きがあるくらい
北米からアジアからアフリカまでたくさんの国を旅して、人種も国も宗教もジェンダーもバックグラウンドも違う人にたくさん出会った。

一つ言いたいのは「〇〇人だから〜。」と型にはめる人もいるけれど、現実はそうではない。

肌の色なんて重要じゃない。目に見えている色が違うだけで、みんな血の色は同じでみんな同じ人間。当たり前のことだけれど。

人種差別や一部の人種は低賃金で雇われている現状を生み出したのは理不尽な現代の社会構造だ。この社会構造をとっぱらうには、より多くの人にこの「当たり前」が当たり前であることの大切さを再確認してもらう必要があると思う。

Pray for George Floyd.


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