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今日も一日が終わる ずっとずっと幼い頃は カタチを変えては 空を流れる 雲を見ることが …
8月の終わり 商店街で 雨宿り 夕焼けが見える スーパーから出てきたのは 日焼けした4人の…
体調を崩して寝込んだ そしてまた 数年に1度やってくる瞬間がきた 私には 文才がないと知る…
梅雨空に 晴れ間が見えた 青い空があった ぼくの部屋 きみの傘は 置かれたまま きみは今 悲…
すべて上手くいかないのは このPRIDEのせいだ ちっぽけな自分は たくさんのものを 守るために…
いつもの公園 桜が咲きはじめた それは きみに出会って 2度目の花びら きみはぼくの 恋人じ…
君が指さした向こう それは君のすべて 君が欲しい世界 君が ときどき 泣いてるのを僕は知っている 君は なんにも できないでいる僕を知っている 出会って ずいぶん経ったね 僕らの 行き先は 違うかもしれない もっと素直に なれたなら 怖がらずに いられたら 何もかも 叶っていたのに 僕は 君の横顔を見ている 君は 遠い向こうを見ている あの日 知らないことが あることに 怯えてた僕らは 互いの手を重ねてた 今 君の手が 離れてゆく 僕の手は あの日のま
裏切らない 裏切られない 悲しませない 悲しまない 笑うのは ちょっと 恥ずかしいから 微笑…
「じゃあ、傘、買いに行く?」 日曜の午後 君はそう言って笑った 君と暮らして 2度目の6月 …
ヒメサユリが咲いている 朝の光が照らしている 僕のとなりで笑う 君を思い出した 夏が来る …
仕事帰りに 馴染みの店で グラスかたむける あなたとふたり まとめ髪ほどき 肴(つまみ)を…
冬の午後 君が 君が僕を好きだと言った 空は青い 雲は白い 風がふいて 木々を揺らす 君…
春がめぐって桜が咲くと どこか切ない 君とふたりで桜を見た日 思い出すから 桜を見てた…
あなたの便りが 最後にきたのは 何年前だろう 今どうしているのか 噂さえ聞かない 行き交う人波 飛び交うクラクション あなたがいた頃と 変わらない街に 僕はひとりでいる 僕より年上で だれより綺麗で 優しかったあなたは 僕の想いにだけ 気づかないふりしてた たった一度だけ あなたのほそい肩 ふざけて抱きしめた あなたは腕のなかで 無邪気に笑った いきつけのBARへ ふたりで出かけて 夜中まで飲んだ あなたの前では 弱音をこぼせた 少しおしゃべりで だれよりお洒落で