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【映画レビュー】特別編 響け!ユーフォニアム~アンサンブルコンテスト~ 映画感想

新宿ピカデリーにてアンサンブルコンサート付き上映会

新宿ピカデリーで川崎市立橘高校吹奏楽部によるアンサンブルコンサートの部に行ってきました。

4曲演奏あり
管楽五重奏「フラワー・クラウン」
金管七重奏「金管七重奏のための"ティー・タイム"」
水墨画三景にみる白と黒の陰翳〜木管八重奏のためのⅡ
(響けユーフォニアムに登場していない曲)
ディープパープル
(アンサンブルコンテスト編に関係ない曲)

感想:私は吹奏楽部でフルートをやってきた人間なので、
ディープパーフルはフルートはほぼトリルだけで演奏していてもつまらないんだよなと思いながら演技を見ていました。
私も中学2年に管楽8重奏、高校2年生に木管8重奏の部内代表に選ばれた経験があるので当時の記憶を思い起こしました。

【響け!ユーフォニアム~アンサンブルコンテスト~】演奏曲・チーム編成まとめ

作中に部員が演奏することになった曲はこちらの方が丁寧にまとめられている為割愛

あらすじ

新部長・久美子を待っていたのは、アンサンブルコンテスト――通称“アンコン”に出場する代表チームを決める校内予選だった。
無事に予選を迎えられるように頑張る久美子だが、なにせ大人数の吹奏楽部、問題は尽きないようで……。
様々な相談に乗りながら、部長として忙しい日々を送っていた。
部員たちがチームを決めていくなか、肝心な久美子自身はというと、所属するチームすら決まっていなくて──。

他の方のレビュー、あらすじ引用

主題歌

【TRUE】「アンサンブル」Music Video(『特別編 響け!ユーフォニアム~アンサンブルコンテスト~』主題歌)

感想:吹奏楽曲で統一してほしかった

原作について

響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部のホントの話 (宝島社文庫)

内容(「BOOK」データベースより)
北宇治高校吹奏楽部の活躍を描く人気青春シリーズの短編集。あすか、香織らの卒業後や、夏休みの久美子たち、一年生部員の休日の様子など、北宇治吹部の楽しくてちょっぴり切ない日常を13編収録。優子の置き土産「アンサンブルコンテスト」では、チーム編成でまたもやひと波乱!?優子や夏紀、みぞれ、希美の卒業式の日や、滝や新山たちの音大時代のほか、卓也が東京に旅立つ日を描いた感動の一編も必読!

過去映画『リズと青い鳥』に関して

原作『響け! ユーフォニアム』は一人称視点の作品なので、主人公である久美子以外の視点が存在しない。
映画『リズと青い鳥』に相当する原作は、『響け!ユーフォニアム ー北宇治高校吹奏楽部、波乱の第2楽章ー 前後編』です。
原作はすべて久美子視点になってしまうのが、映画化した『リズと青い鳥』は当事者視点(傘木希美と鎧塚みぞれ)で物語が進むので、映画の方が原作よりスムーズでわかりやすい。

■映画本編

・疑問①:オープニング曲名なんだっけ?

映画本編1曲目の曲名がわからないのでわかる方おしえてください。

・冒頭 ブレス、息遣い

久美子のユーフォニアムを吹くブレスから開始

・久美子の独り言集①

「あ!」「そうなんだよねー」
アニメ1期から同じだが、久美子のさりげない独り言が響けユーフォニアムの魅力だと思う。アニメっぽくないリアルな独り言なんだよね。

・トランペット同期高坂麗奈とのやりとり

管打八重奏「フロントライン~青春の響き~」作曲者 松田彬人
響けユーフォニアムオリジナル楽曲
アンコンの練習風景で、8人が合わせて見るがパーカス釜屋 つばめのマリンバとチューバ加藤 葉月が全く合わない。そこで、麗奈が久美子に意見を求めるシーン
麗奈「何かある?」
久美子「特には」
麗奈「そっか」
感想:麗奈は久美子にチューバとマリンバが合わせられるアドバイスを求めていたと思うが、久美子は何も言わなかった。すごいリアルなシーン

・疑問② 誰の声なのか、心の声なのか、つぶやいているのかよくわからなかった

「見るな見るな見るな」
滝先生の髪の毛が寝ぐせで荒れている時のセリフ

・久美子の独り言集②

「なんか決まってしまった……」
アンコン部内代表をどうやって決めるか滝先生とドラムメジャー麗奈と副部長塚本秀一と職員室で話あっているシーン
塚本秀一は引退した3年生を含めた投票で決めればよいと提案し
その提案に対し麗奈は引退した3年生は含めるべきではないと否定
間を持つように久美子が一般人も呼び、1+2年投票と一般人+3年生の票を分けて投票すればよいと提案。その提案が通った結果のつぶやき

・久美子の独り言集③

「ですよねー」
「なあに」
「えー私は分かってないんですけど」
「そっかーあ、なんでもない」

・疑問③ このシーンは暗に何を視聴者に伝えているのかわからない

久美子「窓閉めますか?」
オーボエ先輩(鎧塚みぞれ)「いい」

・大学受験を終えた3年生をアンコンに誘うシーン

久美子とユーフォ1年久石奏の2人で3年ユーフォニアム中川夏紀先輩の教室へ行き、アンコンに出られるか参加意思を確認しに行く。
久石奏「良いんですか?ほっといて」
久美子「うんいい」

・久美子の独り言集④

「ああー?!」

・久美子がパーカス釜屋 つばめとチューバ加藤 葉月の練習を見て劇的に良くなった後、久美子と麗奈二人きりのシーン

麗奈「部長に向いてるんだと思う」
久美子「そうかなー」
クラス委員や部活の部長というのは一番パリピでまとめ役がなるイメージだが
久美子はそういうタイプではないのに、3年の推薦で部長に決まった。
久美子は楽器が上手くて面倒見がよくてやさしくて、総合的に見て一番適任だったということだが、割と久美子は優柔不断で部長タイプではないのに部長タイプが居ないから、任命されたという役割。
適任が居ないから部長にさせられたと感じる久美子。
パーカス釜屋 つばめのマリンバにはブレスが無いから管楽器と一緒にブレスをするようにアドバイスし、チューバ加藤 葉月には息を吸って吹いて音が出るタイムラグを計算して演奏するようにアドバイスする。
問題点に対する突破口を見つけ、演奏が上手くなる助言を発見できるという才能があることがわかるシーン
感想:一言でいうなら好きなシーン

・その他:ユーフォ1年久石奏について

部長の仕事である部室で楽器のカウントをしている久美子。その久美子に話しかける久石奏のシーン
奏ちゃんの、ファイティンぐポーズが可愛い

・部内予選

会場は学校の体育館。
演奏が始まる前、映画のスクリーンは真っ暗で冒頭ユーフォニアムの音。
続いて画面に映った映像は風景画のみ
感想:作画コスト削減の演出としか思えない。演奏シーンのコストが高いから風景で誤魔化している。

■総評

アニメ1期、2期のようにコンクールシーンは動く演奏シーンがあったのに、今映画はなくてしょぼかった。
上映時間57分で短い
原作は作者武田綾乃さんがそもそも元吹奏楽部経験者なので、リアルな文章を読めます。
原作を最終巻まで読んでいるので、内容を覚えている上で視聴
原作を内容改変されず、そのまま映像化再現されています。

劇中歌のOST

『特別編 響け!ユーフォニアム~アンサンブルコンテスト~』
オリジナルサウンドトラック「Catch Your Tone」【通常盤】
▼ disc - 1
1.慣れない舞台
2.ゆれる心棒
3.泣いてるの?
4.ささやかな自覚
5.コンテストに向けて
6.たゆたう歩み
7.一番がいいでしょ
8.懐かしいやりとり
9.アンサンブルの息づかい
10.ステップをひとつ越えて
11.オーメンズ・オブ・ラブ
12.フロントライン~青春の響き~
13.メヌエット
14.フラワー・クラウン
▼ disc - 2
1.アルヴァマー序曲
2.トランペット吹きの休日
3.ノアの方舟
▼ disc - 3
1.はじまりの旋律(Wind Orchestra Ver.)
2.日常〜「新天地」「純心」より〜(Wind Orchestra Ver.)
3.一途な瞳(Wind Orchestra Ver.)
4.コンクール〜「微かな光」「青春の苦悩」「重なる心」より〜(Wind Orchestra Ver.)
5.意識の萌芽(Wind Orchestra Ver.)
6.そこに兆しは存在する(Wind Orchestra Ver.)
7.テーマ〜「運命の流れ」「去来する想い」より〜(Wind Orchestra Ver.)

予告で気になった映画


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想望 福山雅治 映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』の主題歌

略してあの花と呼ばれるので、
あの花は「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」が先に略称として使用していただろうと怒っているネットの反応をよく見かけます。

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