『ボクの自学ノート』を見て

リビングで、親が録画していたテレビを見ていた。
『ボクの自学ノート』と言うNHKの特集だった。

明日佳君の書く、自学ノートの素晴らしさを取り上げているのかなぁと思いながら見ていたが、どうやら今の日本の教育のありかたに繋がるドキュメンタリー?だった。
私はこの番組を、何度か巻き戻しを繰り返しながら見ており、途中飼っている犬が飛びついて来たが、無視をしたくらい、真剣に見ていた。

他の事に興味はなく(言い方に語弊があるかもしれないけど)、でも自分が興味を持ったことに関しては、他のことを忘れるくらい夢中になれると言うことは、羨ましく、また私はそうありたいと思う。そばにいた母は、明日佳君タイプで、彼の気持ちは、痛いほど解るし、自分の子供が明日佳君みたいに、夢中になって取組んでいたら嬉しいと言っていた。

そうね...私はふらふらしているね、と心の中でつぶやく。
私には確かに、無心になって何かに取組むと言うのは、少ないのかもしれない。集中力は短く、突然途切れたり、いっこうにやる気スイッチが入らなかったり。

好きなことはあっても、ただ好きって言うだけではなくて、他の誰にも負けないくらい好きな物、そういう事に眠ることも、食べることも忘れるくらい夢中になれることを私も見つけたい。

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