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ミッドサマー (MidSommar)Part2

続きです。

この作品は、全体を通して、ハッキリとした夜のシーンは冒頭のみです。

それ以外は、すべて夜も明るい(舞台はスウェーデン、白夜)

一般的なホラー。は視覚的にも、感覚的にも「暗い」「黒い」「闇」など、

何が出てくるか分からない、理解出来ない物が迫ってくる恐怖や、視覚的に嫌悪感のある物が迫ってくる恐怖が一般的な怖さだと思っているんですが、

ミッドサマーはこれらを逆説的に恐怖を煽っていて面白いですよね。(単純に)

明るいが故に、隠れる、隠す、逃げる、が容易ではなく、全て日の下に晒される。

ダニー含め全員の醜態、関係性も同様ですね。

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目をくり抜かれる恐怖=目蓋を切り取られる恐怖

因みにこの作品はホラーと割り切っていい物とは思っていません。

フラットにシーンを切り取って観ると笑えるシーンが多い。

しかも「笑」じゃなく、「wwww」って感じに。

後、韓国ドラマに通じるような三角関係?的なニュアンスもあり、

メロドラかよ!ってツッコミたいとこもある。

ジャンルレスな昨今ですが、映画にも同じ様な事が言えるのかなと思います。

この作品を観て良かったと思える点は正に此れでした。

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単にスターウォーズ好きだからって「〇〇系」と決め付けられたくない自分の我儘が押し通せる気がしました。

名前を付ける事でカテゴライズし、安心する私たちに、

アリ・アスター監督は『カテゴライズすることが出来ない恐怖』を

作品として教えてくれたと解釈。スッキリした。

おわり。

Paalam na.






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