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ミッドサマー(MidSommar)Part1

コロナ自粛前から気になっていた作品の一つ

3月末には意気揚々と見にいく手筈を済ませていたが、

俺も例にもれず、自粛御輿の片棒を担ぐことになった。

そんで最近やっと観れた。U-NEXT様が「映画館行くよりええで?」と、

なけなしのポイントを1100ポイント献上し(しかも2回も!なので2200ポイント)、鑑賞。

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そんな事より、本題の感想文です。

filmarksにも書いたんだけど、めっちゃ端折ると主人公のダニーの家庭が崩壊し、精神を病んでしまう。ラストに笑顔を取り戻すまでの話。はい。荒筋ですね。

家庭、恋人、友達。対人関係崩壊と、主人公が新たな関係を構築する様が描かれていると思いました。

アリ・アスター監督の長編デビュー作である、前作「ヘレディタリー」でも家族という対人関係の崩壊が描かれているので、そこは共通しているのかなと。

単純なホラーだけでなく、コメディ要素やヒューマンドラマが細かくあり、

風呂敷広げて綺麗に全回収する様は見ていて清々しく、ラストのダニーの笑顔は、

作品上唯一すっきりするシーンなのですが、同時に不穏な気持ちが残りました。

半年程前に同じような感情になった作品があり、それが「ジョーカー」でした。

どちらも悲喜劇紙一重ですよね。いや、どっちもか。

映像面も、細やかなエフェクトが随所にあり、特に、卓上の食べ物のエフェクトは最高に不穏でした。

このエフェクトのせいか、ラース・フォン・トリアーの「アンチクライスト」

が頭をよぎった。木なる方は是非。

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Paalam na.

Part2へ続く



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