この日々のことを覚えておくための日記7

2020/5/28 ここ2、3週間、町には粗大ゴミが増えている。自宅待機の中で部屋の掃除に精が出るのだろう。中には新品同様のものも見受けられ、複雑な気分になる。断捨離は嫌いだ。

こないだ観た「眠狂四郎 勝負」でこんな台詞があった。

米はまるっきりの凶作だってのに、年貢はちっとも減んないし、これじゃ今に百姓一揆がおっぱじまるぜ、なあ。

いつの時代も同じなのかしら。なんだかなぁ。映画はあんまり面白くなかった。時代劇は趣味に合わないみたい。「大殺陣 雄呂血」の殺陣はすごかったけど。

2020/5/29 久しぶりによく飲んだ。朝起きて、少し残る酒の中、朗読した俺、エラい!「詩の聞こえる電話番号 050-3573-4778」

2020/5/30 平成ガメラ2、gyaoにて。めちゃくちゃ面白い。水野美紀かわいい。科学者の見地で事態が進んでいくのがいい。怪獣映画って、怪獣もただ生物で、この映画でもレギオンはただ繁殖したいだけで、それを人間もまた生存のために殺す。そういう悲しみがあって、正義はなくて、その中で真剣に選ばれたそれぞれの選択だけがある。そういう感じが、とてもいい。一筋縄で行かせない。
そういえば海外の怪獣映画ってあんま見たことないけど、どうなんだろう。グエムル見てみようかな。

この一月で立ち仕事する筋肉が衰えた気がする。仕事終わりめちゃくちゃ足が疲れる。

オードリーのオールナイトから、最近のですよ。のネタを見る。一周回ったエンタ芸人面白すぎる。

2020/5/31 鳥の鳴き声で目が覚める。警報みたいな鳴き声でキモかった。

調べてみるとヨタカかもしれない。「よだかの星」のよだかだ。市街地にいるものなのだろうか。

「松岡茉優のマチネの前に」というラジオがいい。リモート収録の中で、一番リモートを生かしていて、それが素晴らしく成功している、聞いてる新番組の中では一番好き。

gyaoにて、ガメラ3。知り合いに仲間由紀恵を見てほしいと言われていた。見ればわかるからとそれ以上のことを言われなかったが、見ればわかった。笑ってしまった。

2020/6/1 友だちに会うことがほとんどないから、ラジオパーソナリティへの親しみが増している。友だちが少なく、鬱々とした日々を過ごした中高の頃、ラジオが友だちのようで毎日を救われたような気がしていたことを思いだす。救われたなんて大層な言葉のようだけれど、ラジオというのは何故かそう思わせてくれる不思議なものだ。かまタクを聞きながら。

2020/6/7 仕事が始まると呑みたくなる。朝まで飲んで寝て起きたら仕事。日記を書く暇もない。日常のようにも思えるが、極端な日常という感じもする。10万円の封筒も届いたし、マスクも届いた。マスクの中には小バエが一匹死んでいて、本当なんだと笑ってしまった。

2020/6/8 amazon primeの無料期間が終了するから、夜を徹して見ようと思っていたけれど、まかないが外食だった為、また帰りが遅くなる。久しぶりに食べた激辛ラーメンがおいしかった。帰宅後も案外元気だったので、朝まで映画を見た。それから寝て、映画を見て、寝て、トイレに行って、映画を見て、寝て、飯を食って、ラジオを聞いて、寝て、映画を見て、映画を見て、寝て、自堕落な一日。

2020/6/9 引き続き映画を見ていて、夜中に見る「爆裂都市」に血がザワつく。昨日で終了の筈だったのだけれど、登録したチャンネルの無料期間はまだ見れるみたいだった。それならばもっと利口にチャンネル登録すれば後一月は楽しめたな、と学ぶ。まあ見たかったのは殆ど見れたのだけれど。「喜劇 得出しヒモ天国」が大好きなのでもう一度見る。芹明香にまた惚れ直す。

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