日清カレーメシホロライブコラボ事件を「見た」

　2020年10月10日、日清カレーメシとホロライブプロダクションのコラボが実施されることがホロライブメンバーの湊あくあ、大空スバル(共に2期生)、兎田ぺこら(3期生)のTwitterで発表された。VTuber業界ではこれまでにもコラボ食品が色々と販売されていて、先日第二弾が発売されていたVTuberチップス(eStreamとのコラボ)が代表的である。私が知っている限りでは秋葉原のラジオ会館内にあるギフトショップ、TheAkibaがVTuberとのコラボ商品販売に力を入れており、有閑喫茶あにまーれリーダーの因幡はねるの特設スペースを設けていたことがあったり、そのあにまーれとのコラボ食品を販売していたり(「あにまーれからの挑戦状」という名の激辛ハバネロポップコーン)、ぜろぷろチーズタルトや犬山たまきの清楚水といった風変わりな商品を取り扱っていたりしている(食品以外のコラボグッズも前例多数)。しかし、今回の日清カレーメシのような "主食" という面では珍しいのではないかと思う。

　しかし、案の定と言うべきか、起きるべくして事件は起きた。本日朝10時から日清の販売サイトにてホロライブコラボ版の日清カレーメシが5000点という縛りの中で販売が開始されたのだが、案の定鯖落ちなど終始接続不良。私自身は販売戦争開始日を完全に失念していた為闘わずして負けており、主にTwitter内で見聞きした話にはなるが、「そらそうよ」という気持ちになった。
　日清さん…コミケでヲタクが行列に群がる様子をご存知ないのだろうか。うん、多分知らないんだろうなぁ…

　そこで今回は、このコラボ商品の販売という事実を基にして、VTuber界がどのような認識を世間からされているのかを改めて見てみようと思う。