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急須完成

こんにちは。
今日は、昨日に引き続き急須のお話です。
え?近江鉄道の話が聞きたい?
そぅ~(ニッコリ)?

いやいや、急須を完成させましょう。
急須は、片手のハンドルと口を付けて
蓋がセットできたら出来上がり。
ですが、バランスが大事~。

バランスが良いと、
持ちやすいのはもちろん、注ぎやすくなり、
一番おいしい最後の一滴までも
ポっチョンと気持ちよく注げます。

そのバランスが整っているか否かを
見極める方法が、こちら。

写真を撮るのを忘れました。
ごめーん。(笑)

見極め方、簡単です。
急須をもちます。
そして、ハンドル底辺を机の上に立たせ、
手を放して急須が立ったら、バランス完璧。

ん?分からんって?
ん~っと、左手の親指と人差し指で
Lの文字を作ってください。
その親指の先を地面にトンと着くと、
人差し指が北極星を指す(指さないです)
手の甲部分が急須の本体。
そんな感じ。急須でそれをして
立ったらイイよ。と教わりました。

もちろん、立たなくてもいい急須は
世の中沢山ありますが、作る我々は、
「お約束は守って作りなさい」と教わります。
まずは、基本のキが出来てからの
応用ですから。

あ、蓋は外しておいてくださいね。
落ちて割れます(笑)

それともう一つ。
急須のハンドルと、注ぎ口は
本体の蓋の縁(ふち)から飛び出ちゃダメ。

ひっくり返して置くとき、
ペッたんと返しておけることがイイかな。
カップのハンドルでも、
おしゃれ~~~~なデザインで、
手がカップの縁より
飛び出ている物がありますが、
人間どうしても伏せて置いて
乾かしちゃくなっちゃう。

そんな時、一番の被害にあうのがハンドル。
ハンドルが半端に折れたカップほど
悲しくなるものはないですからね。

そんなことで、ちょっとだけ
お約束ってあるのよね~と言うお話でした。

この急須は朝日焼の推し色、
御本手で焼きあげて頂きました。
ピンクっぽい(肌色っぽい)色で焼き上がり
可愛らしかったです。

そんなところでまた明日。
Please stay healthy and stay safe.

作陶館ブログ

10月22日 記事


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