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タタラつくり

こんにちは。
今日は、豆皿用のタタラ作りをしたので、
その様子をお伝えいたします。

「タタラ作り」・・
細長い板を粘土の両脇に置き、
ワイヤーをスライドさせることにより
薄切りの粘土が出来る、技法というか、
道具というかです。
(細長い板を、タタラ板と呼びます)
由来を調べてみましたが、
「製鉄炉を作る時に、砂や粘土を木の枠で囲うので、
それが、転じてそう呼ばれるようになった。
(この炉の事をタタラ炉と呼ぶそうな)」
「製鉄の時にふむふいご(タタラ)と
形状が似ていたから」など、
なんかよく分かんなかったです(オイ

両脇にタタラ板をセット
一度に数枚作れる、すぐれた技法

さて、粘土を少し干しましょうか。
(タタラつくりをする時に、粘土が柔らかいと
形が崩れやすいので、堅くしてから成型します)

ン?黒点?ゴミ?
く・う・き!

黒点じゃなかった。
空気の穴でした~!(ダメなやつ)
もちろん、速攻なかったことにしました。
(一枚パァ。)
このまま作品にしたときに(空気入り)
焼きあがった時、その部分がはじけて
割れていたり、そもそも
素焼き時に割れたりしますので、
空気が入っている粘土を見つけた時に、
粘土に戻すのが一番無駄がないのです。

これらの勝ち残った粘土が豆皿になり、

出来た豆皿

窯に入れられるのです。

しかし、なぜ
タタラ板って名前になったのでしょうね。
知っている方がいらっしゃいましたら、
いつか教えてください。
ココに、さも知ってましたと、
ドヤ顔で書きますので(笑)
それではまた明日。
Please stay healthy and stay safe.


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