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茶の灰

いい加減、話題を1つ終わらせましょう。
茶の灰です。
冒頭の写真は、茶の灰を乾かしているところ。

ボーボに燃えています。

燃やしに燃やした茶の木、
灰になったらならば、
燃え残りや不純物を取り除き、
一旦、水と共にバケツに貯めます。

そして、灰が沈殿するのをまち、
上水が溜まってきたら、その水を捨て、
もう一度水を張って混ぜる。
灰に含まれるアクを取り除くためです。

それから、鉄板や大皿の上に広げ
水分をなくしていきます。
水分がなくなり、粉になったら、
釉薬として調合します。

書きあげると
大した仕事には見えないかもしれませんが、
ゆっくり、確実にこなす必要のある仕事。
手を抜くと、釉薬の色に響くかもしれません。
ここまでやって、無駄になったら泣くよ?
しっかりやっていきましょう。

そして、この灰釉は、
登り窯に入れる作品にしか掛けません。
実は、とっても貴重です。
そんなこんなで、新聞に取り上げて頂いた
記事を載せて最終回とさせていただきます。
ん?まだ次回だよ?(笑)

それでは、また明日。
Please stay healthy and stay safe.

作陶館ブログ



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