見出し画像

酸化窯出しの話

こんにちは。
今日は、先日『酸化窯出し』の話の中で
釉薬を全部に掛け、三方向に伸びた足で支えて
酸化焼成をするとかきましたが、
丁度、酸化の窯出しがあったので
続きとして書きますね。

窯出しほやほやの茶碗。

窯出しされてほやほやの器は、
ピンピン、チリン、ピキピキンと、
生まれたての音を上げております。
凄く澄んだ音で、美しいです。
作陶館のインスタグラムに載せておきますね。
良かったら聞いてあげて下さい。
@asahisakuto で探してみて下さいね。

さて、足です。

こんな感じで、高台前部に釉薬を掛けて
足で支えて焼き上げます。
もちろん、取り除きます。

取ったところ。
(お茶碗は違う釉薬の物です)

少々、引っ掛かりが残っているので、
それは削り取ります。
怪我しちゃいますからね。

冬の茶碗には、こういうタイプが多いのかな?
手の中にこっぽり包み込んで、
暖を取る役目もあるから、
全部がツルンってなってるほうが良い・・?
いや、知らんわ。なんでだろうね?
誰か知っていたら教えてください。
ここで、またお伝えしますので。

チリチリチリン、、という
音は、もう鳴りやんでいます。
窯出し後、数時間だけのお楽しみ。

これから寒い冬が来ます。
こういうお茶碗を作りにいらしてくださいね?
お待ちしております。
それではまた明日。
Please stay healthy and stay safe.


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?