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道具の手入れ

こんにちは。
今日は、新人ちゃんが作った窯道具に、
器の台がくっつかなくするための薬剤を
塗っている場面をご紹介致します。

道具は「とちん」と呼んでおります。
トチンの由来は・・ゴソゴソポチポチ・・
『陶磁器を乗せる枕(まくら)という意味の
「陶枕:とうちん」から来ており、
土台という意味から「土地:トチ」
という字をあてている窯元もあります。』
へ~!!!(オイ

このページに、とても分かりやすく
呼び名の解説がなされているので、
読んでくださいね。
勉強になるわぁ。(おいおい)笑

このトチンは、電動ろくろで作りました。
作品が乗る部分はペッタンコ(平ら)に
しなくてはなりませんので、
作る時、案外緊張するよ?
微妙に斜めでもダメだし、
ガタガタなんてお呼びではない。

綺麗にペッタンコ

そして出来た道具は、一度素焼きされ、
アルミナと呼ぶ耐熱の薬剤を塗り、
作品が付かないようにします。
その後、本焼きする窯で使われてデビュー。
(1230度に耐えて一人前)

このアルミナは、窯で使われたら
何度かに一度、塗り直します。
登り窯のような、灰が掛かったりする
ハードな使い方をする時は、毎回塗り直します。

様々な道具に助けられて、
効率のよい窯詰めが実現出来ます。
大切な道具、割っちゃダメです。
ええ、割っちゃ・・・ダメだぞ?
(そっと目をそらす・・・

それではまた明日!
Please stay healthy and stay safe. 


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