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削り作業

こんにちは。
今日は削り作業のお話です。

皆さんがロクロ体験で作られた作品は、
2日ほど乾かし、ほど良い堅さになったら
私が削っております。それが冒頭の写真。

幽霊部員なので、
お客様のいらっしゃらない時間に
ロクロの部屋で削ることが多いです。
ん~、可愛らしく「働き者の小人さん」
そんな風に思って頂いてもイイです。
ウソです。調子に乗りました(笑)

そんなことは置いといて。
削り作業です。
まず、器の内側の底の深さを計り、
外側に、余分な部分はココまでという
筋を入れ、ここから先が
高台(こうだい)部分ですよ。
と言うあたり線を付け、
ロクロの天板に作品を伏せて置き
竹べらでグリグリーと削りだしていきます。
(今の説明で分かった?)

高台内側を削り出している所。

途中で、底の厚み具合や、
器の立ち上がり(腰と呼んでいます)の
厚みなどをチェック。
重すぎると使って頂けませんし、
薄すぎると、焼く前に穴が開いちゃう。
チェックは大事です。マジで。

沢山作品を貯めると、
陶芸に携わってウン十年の
口だけベテランの私ですが(笑)
朝から作業にかかっても、
昼過ぎ、、3時過ぎまで
かかることもあります。
だってね、一点・一点
厚みチェックを
しっかりとやりながらですから。

今週も、体験のお客様が
来てくださいました。
ひっそりと
削り作業にかかりたいと思います。
何時間かかるかなー。(笑)
作品が届くのをお楽しみに。

それではまた明日。
Please stay healthy and stay safe.

作陶館ブログ


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