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エジプト展・3

エジプト展もなかばです。
ここからは一気に駆け抜けますよ~。

まずは、ネフェルテティの生首(笑)

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顔立ちが美しいのはもちろんですが、
首のラインの美しい事!
頭の装飾がついて彩色された完品が見たいです。
うっとり。

冒頭の写真は、死者の書。
長ーい巻物(?)で、死者が冥界へと行くまでの
参考書だそうです。
右上の42人の神たちが、死者の生前の行いを
1つずつただし、少しでも後ろめたいことがあっても
この呪文を唱えるとごまかせるヨ!や、
善い行いと心臓の重さが一緒か計られるのですが、
やべぇ、、という時はこの呪文を唱えよう!
( 重さが異なるとケモノに心臓を食べられ
二度と蘇られなくなるそうです。)

そんな折々のお役立ち呪文が書かれている
死者の書、必須です(笑)

そして最後にアメン・ラー神に
全部クリアしたから冥界へ行ってもOK!
と、免罪符を渡され、冥界と現世を
コガネムシの導きで
行ったり来たり出来るようになるそうです。

日本の四十九日までの世界観と似ています。
(毎週、異なる仏様がそばについて歩いてくださり
説法を聞いて現世での穢れを徐々に清め、
川を渡ったのち、閻魔様のお裁きを受ける)

面白い~。
この後は、色鮮やかな棺の展示室へと
入っていくのですが、
それは見に行って頂きましょう。
急な雑い扱い~。
いや素晴らしい保存状態の棺ばっかりでした。

明日は最終話。
装飾品などの話で締めくくりたいと思います。
それではまた明日。
Please stay healthy and stay safe.

作陶館ブログ
https://blog.goo.ne.jp/asahisakuto

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