![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/103475402/rectangle_large_type_2_ad7503fc5bc9f8af7c5d66295c1abbd3.jpeg?width=1200)
釉薬調合・その2
こんにちは。
今日も釉薬調合のお話です。
ポットミルでガラガラ回された釉薬は、
バケツにあけられ、少し沈殿して
上水が出てくるまで置かれます。
なぜなら、ポットミルに残っている釉薬を
水で洗い流しながらバケツに合流させるから。
一滴たりとも無駄にはしません。
(ええ、大量にこぼしちゃったりなんか、、
し、し、しませんよ!モチロンじゃないですか~)
中身が出されたポットミル
![](https://assets.st-note.com/img/1681957236526-5e1ZaGJveg.jpg?width=1200)
ミルの中に入っているボールが
コロコロと転がることによって
中の鉱物が細かく砕かれ、釉薬としての
ムラがなくなるのです。ならば、
長い時間回しているとイイように思いますが、
鉱物の粒が細かくなりすぎても
粒が均一になり「ゆらぎ」が無くなり
面白味のある色が無くなるので、
時間を決めておいて回します。
なので、回す時間は決めておきます。
「同じ釉薬」という再現性が必要ですしね。
![](https://assets.st-note.com/img/1681958530927-D0IupRa0Q6.jpg?width=1200)
このポットミルは4キロの粉が入り
調合が出来ます。小さいポットミルです。
これ以外には8キロの調合用もあります。
大きくなるので、もっと重い・・。
回転台に乗せるの、ほんとヤバイで。
大きいわ、重いわ。持つところないわ。
今度訪れた時に「これか」と見てください。
ご要望とあらば、持っていただきます。
ウソです。
割っちゃったら大変なので
持たせません。私も持ちたくない(笑)
そんな、釉薬調合の一コマでした。
また明日。
Please stay healthy and stay safe.
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?