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嵐が来ている器

こんにちは。
先日から、立て続けに
御本手の窯を焚いているのですが、
面白い形の器があったので、ご報告。

中央あたりにある器がそれ。

電動ろくろで作られた器。
なりがちではありますが、
何ともいいバランスでした。

風に吹かれ続けている器。

よくありますよね?
一方方向から風を受け続けている木々が
片側だけ枝をふさふさにしている奴。
あれ。

焼き上がりも見ますか?

お?風止んだ?
んなわけないわ~(笑)

こういう、偶然できた器、大好き。
再現性がないのって、ある意味貴重。
二度とできないから、私としては
体験のお客様が作られた、
「記念すべきヘタッピー器」は
大事に取っておいていただきたい。
もちろん、一応は使えるように削りますし、
自立するように削りますとも。
軽さもちゃんとします。

二回、三回と経験を重ねるたび、
上手になりますし、使える美しい器を
作りたいという欲も出てくる。。
そうすると、
風は吹いてくれなくなるんですよね~。

いや、お客様は最初から大真面目に
「使える器を」作りにいらしていますので、
ヘンチクリンな器が出来たら凹まれます。
そんな時は大真面目に、お手伝いして、
いい結果が出せるようお手伝いさせて頂きます。

難しいですよね~、その狭間が。

あ、皆さんは、なんにも考えず、
心の赴くままに作陶なさってくださいね?
「ちゃんとした器」ができるようにフォローは
させて頂きますので~。
(いまいち信用できない記事でした)笑

それではまた明日。
Please stay healthy and stay safe.


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