「やとりえ」が論壇netの金蔓か

金持ち論壇net

論壇netといえば、高木克俊氏による金満話が印象的だった。

2019年5月10日の呟き、勿論、高木氏は当てにならないが

ろだん氏は閲覧数の多さを誇っており、グーグルアドセンスによる広告収入が豊かなのか、と漠然と思っていた。しかしアドセンスで儲けようにも、表示だけでは大した額にならない。広告を踏んで貰う必要がある
アフィリエイトサイトでは商品を褒めて奨めるので、ある程度は期待できる。しかし社会評論サイトでは難しい。記事執筆者の本などを除いて、例えば化粧品などの広告を踏む人など、まず居ないだろう。不動産広告は単価が高いと聞くが、やはり誘える内容のサイトとは言えない。

5月30日の呟き。当時は度々、過負荷で落ちていた。ご覧の通り、ろだん氏が悩んでいる。本当に儲かっていたのなら乗り換えそうなものだ。金があったのか無かったのか、よく解らない。

ついでだが、下から4番目、もなか氏が書いているのは、403エラーの状態。この表示で閲覧不能となり、そのまま閉鎖したサイトが2020年に入って相次いだ。
2019年8月13日に閉鎖した論壇net不思議な色の玉手箱は、何故か10月から皇室まとめに転送されていた。そこも2020年1月に403エラーとなり、更にその後、サイト未作成の画面になった。

最下の寄付詐欺も面白い。高木克俊氏を思い浮かべてしまう。詐欺かどうかは兎も角、かねてより寄付を募っている。
女性天皇を支持する国民の会ゴヨウツツジの会の募金と広告も自ずと思い出される。「女性天皇を支持する国民の会」の募金の怪しさで取り上げた。

論壇netの運営は謎に包まれていたが、やとりえの運営と同一の可能性が高い。論壇netと「やとりえ」の関係を参照の事。
やとりえでは絵や品々の通信販売を行っており、直に金を稼げる。株式会社ガレオンという形で法人化しているので、節税も行いやすい。

2019年6月26日の状態、上から2番目、法人化による節税を語る

あくまで自己主張だが、6月に百万円を寄付したのが事実だとすれば、やとりえの開設以来の利益は、少なくとも数倍に上る筈だ。

書類は借りたり偽造できるので真偽は不明

してみると、やとりえの売り上げこそ論壇netの金蔓だったかも知れない。秋には売り切れて休業中の販売窓口もあった。新たに品を作って揃えるまで稼げない。しかし既に2月から活動が停滞していた。丁度、論壇netが偽本国紀の検証から皇室サイトに転じた頃に当たる。手伝わされて忙しくなったのか。

2019年2月17日付、21日に追記、連載頻度を減らす予告

勿論、広告剥がしも確かに効いた筈だ。サイト概観への乱暴なコメントに現われている。しかし穿ってみれば、広告のみが金蔓だった、と印象付けたかったのかも知れない。
仮に、やとりえの儲けを注ぎ込んでいたのなら、論壇netが儲かっていなくても、やっていけただろう。とはいえ儲からないとしたら、7月末の菊ノ紋ニュース、9月下旬の皇室ななめよみ!、12月半ばの皇室ニュース「こうろぜん」、といった後継サイトまで作って続けるのは不思議だが。2020年2月には、それぞれの後継まで出来、更に皇室TODAYが出来て統合する観があった。節税策としての赤字部門なのか。勿論、ろだん臭いサイトは他にもある。

やはり情報宣伝工作として安倍政権から命じられていたのだろうか。
論壇netのコメントに、憲法改定の国民投票に備えて扇動実験でもしてるのか、と送った時に、はぐらかされた。あくまで相手も匿名とはいえ、コメントを交わしてみれば、何となく運営の一員かどうか判って来る時もある。アンケートの連発も、思想調査に思えて気味悪かった。

6月22日の呟き、「昔」は、自民党本部を度々紹介していた

それとも信仰だろうか。さる韓国発祥のキリスト教系カルト教団は、韓国をアダム、日本をエバと説く。「国の顔」の実際のを合わせたいのか。自由恋愛の絶対禁止で知られ、論壇netの論調そのものだった。安倍政権の支持基盤の1つでもある。
2022年7月8日には、その「縁」が仇となり、安倍は撃ち殺された。

4月23日の呟き、聖典を「その通り」に受け入れるべきと説く

或いは単に、誹謗が道楽なのか。

やとりえの売り上げが落ちれば、杉山沙耶佳氏に加え、ろだん氏も飢えるだろうか。ツイッターのフォロワーは顧客と重なるだろう。論壇netや後継サイトを知って貰い、金蔓を絶つべく不買を勧めては如何だろうか。杉山氏には絵の才能があるのに、悪い事を続けて名を落とすのは勿体ない。
なお、同じ文言を撒き散らかし過ぎると、迷惑行為と見做され規制に遭うとの事。お気を付け下さい。
ツイッターが、やとりえの広報であり広告なのは確かだが、呟き自体に特に問題はない。凍結を狙ってツイッター社に通報する意義は乏しいと思う。

やとりえ@yatorie、2023年9月上旬に撮影

フォロワーは漸減中、15万5950人ほど
26万を超えていた時もあったが、16万を割った

絵師のやとけい氏のアカウント、恐らく杉山
やとりえ開始より前から存在、フォロワーは700人ほど

やとりえ館主@yatorie_kanshu: 2021年6月29日の状態

恐らくろだん氏の分身、フォロワーは300人ほど
2019年1月8日で止まっている
2021年7月21日未明までに消えた

2022年6月18日に、やとりえ@からブロックを食ったのに気付いた。
やとりえの品を買った人に対し、下を送った為だろうか。

2021年11月にも同様の文面を2人に送っていた

やとりえの停滞

2020年3月2日付、やとりえの活動を中断するらしい。既に1年余り前から活動が鈍っていたが、更に控える様だ。
絵を描きたいから他の事を休む、とある。では誹謗を止めるのか。

しかし2019年2月からやとりえの活動が鈍ると、論壇netが皇室サイト化し、誹謗の酷さで評判となった。
やとりえの活動が減ると、論壇net系による誹謗が激しくなる。という事は、今後は更に秋篠宮家などへの誹謗を激しくするべく、やとりえを休むという事か。
絵を描きたいから絵載せサイトを休む、など誰が納得できよう。彼らに良心は無い。今後も見張って行かねばなるまい。

ピクシブファンボックスが更新されない様を見ると「休止」自体は本当の様だ。確かに、やとりえは2月24日で止まっていた。空いた時間で何をしているのか知らないが。
対して、論壇netの後継サイトは迷走しながらも辛うじて続いている。4月半ばに至ってもなお、杉山氏も書いていた様だ。

8月12日付、約5ヶ月ぶりの更新。やとりえは7月末に更新しており、次第に頻度が上がる。ただし過去作の纏めが多い。新たに作る暇が無いのだろうか。
8月12日といえば後述の、「元宮内庁職員」を自称する者の5つ目のサイトが始まった日に当たる。関係は「不明」。

世界日報と世界のニッポン!

安倍政権の支持基盤の一つである韓国発祥のキリスト教系カルト教団は、『世界日報』という新聞を出している。2020年3月27日に論壇net後継の運営が、良く似た名のサイトを始めた。

世界のニッポン!: 2020年4月16日(表示は15日)未明の状態

これが当初の名で、ドメイン名はsekai-nippon.net。こんな名を選ぶとは、管理人がキリスト教系の特殊思想に染まっているのか。

並ぶ記事を見れば、虚ろな「日本すごい」を並べている。安倍政権に好意的であり、野党である立憲民主党の議員(その後、除籍)を厳しく批判している。
東京五輪の延期発表の直後に始まっており、経済不安と政権批判を和らげる為の情報宣伝工作ではないだろうか。
失笑ものの「クールジャパン」を含めた「日本すごい」には、安倍政権との癒着ぶりで名高い電通が関わっている。やはり論壇netと後継は安倍政権の広報なのだろうか。だとすれば、電通を通して安倍政権も一味の金蔓といえる。
「海外の声」と言い張ってコメントを切り貼っているが当然、自演や創作が疑われる。

この後、サイト名に「令和新聞」が加わり、「!」が取れ、次第に皇室サイト化した。

皇室記事には、一条あやか宮本タケロウ、といった御馴染みの署名が確認できた。論壇net後継は既に2月から次々と止まっており、「活躍」の場を失った杉山氏を含めた他の執筆者も、こちらに移ったとみられる。

菊ノ紋ニュース/皇室TODAY@kikunomon_news、だったが改名。ただし次からは、一味の他のサイトを紹介。

令和新聞 世界のニッポン、2020年8月6日(表示は5日)の状態

しかし6月8日で止まった。最早、キャッシュレス決済の1記事を除くと皇室噺ばかり並ぶ。
執筆陣は、更に他へ移ったのだろうか。
宮本タケロウ氏は「元宮内庁職員」を自称する小内誠一氏の所へ移った。高木氏も同じ所へ移ったと見られる。杉山氏も共に移ったのだろうか。

2020年9月11日付、同日の状態

ろだん氏なみに日本語が怪しく、嗤われている小内氏。論壇netの残党を集めて頭目の如し。
この呟きでは「意見もありますよね」だが、続きを見れば好意的な紹介と解る。この辺りの破廉恥さは、ろだん氏に通じる。別人である保証もないが。
小内氏は2021年12月に引退した。所詮は表向きだろうけれども。

その後、安倍政権は9月半ばに終わった。後を追う如く、令和新聞は10月に全記事が消えた。
そしてドメイン名の期限が2022年3月25日で切れ、6月に廃止。

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目次など: 論壇netの運営に迫る

お読み頂き、ありがとう御座います。『論壇net』が閉鎖して時も経ち、世の関心も薄れるなかで『菊ノ紋ニュース』など別のサイトが同じ問題を繰り返しているのが残念です。ろだん氏たちの悪事を妨げるべく、ご支援を頂ければ幸いです。