★今日の問題★

 日本国憲法の下では、最高裁判所の長たる裁判官の任命権限は、実質的に内閣が握っていると解されている。正しいか?

胡桃「10秒で答えてね。よーいどん!」

建太郎「おう」

1秒

2秒

3秒

4秒

5秒

6秒

7秒

8秒

9秒……

胡桃「10秒経過。どうかしら?」
建太郎「憲法のこの規定の問題だな」

憲法
第六条 天皇は、国会の指名に基いて、内閣総理大臣を任命する。
2 天皇は、内閣の指名に基いて、最高裁判所の長たる裁判官を任命する。

建太郎「内閣が指名するとある以上、最高裁判所の長たる裁判官の指名権限は実質的に内閣が握っていると」
胡桃「そうね。この任命について、天皇はもちろん、裁判所等の意思が挟まれる余地はなく、事実上、内閣が任命するのと変わらないとされているのよ」
建太郎「うん。設問は正しいんだな」

※問題は、ノベル時代社の肢別100問ドリルを利用しています。下記サイトから入手できます。

https://new.novelzidai.com/

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