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自分を重ねて少し安心した「陰極まれば陽となる」

昨年から受講していたハーバルセラピストの講座が、今日で終了した。
今日の講義では、東洋医学の陰陽論についての話もあった。

講師が説明している時に、自分と重ねて妙に納得することがあった。
私はこの冬から最近にかけて、鬱々とした状態から前向きになり始め、自分でこころの変化を実感している。自分自身の状態と重ねながら、講義を聞いていた。

陰陽論とは、万物を陰と陽の二つの概念に大別してとらえる考え方。白と黒のまが玉のような、見た事のあるイラスト。それぞれの中に丸が描かれ、陰の中にも陽があり、陽の中にも陰がある。
詳しい事は、全く知らなかった。

よく見るこの陰陽の図のこと


陰と陽のバランスが取れている状態だと健康で、バランスを崩すと病気になる。陰と陽はお互いに対立するものでありながら、依存していて、一方のみでは存在できないという。

そして、その性質は相対的で、増減があったり転化したりする。
一年の変化があり、夏至のときに陽が極まり、冬至のときに陰が極まる。その後、それぞれ相対する陰と陽に転換していく。
講義で見せていただいた図がないとわかりづらいんだけど、夏至のときに極まった陽が徐々に弱まり、冬至には陰が極まる。そして陰が極まれば、今度は徐々に陽となる。


この説明を聞いている時、なんだか安心した。
私のもろもろの不調も、人生どん底だと思った状態も、ずっとは続かない。陰がピークになった後は、そこで停滞するのではなく、今度は陽に転じて、だんだん陽に向かって変化していく。そういうものなのかもしれない。

私の人生でも、陰極まれば陽となる。
勝手にそう信じることにした。ひとりで安心していた。
陰が悪い状態なのではなくて、講義ではそういう話ではないんだけど、勝手に。


新しいことを学ぶと、知識が増えるだけではなく感情にもプラスになる。
ちゃんと復習して、自信をもってハーバルセラピストの認定試験を受けられるレベルになったら、心の状態もQOLも向上しているはず。
きっと自分や人のために、今より健康的なライフスタイルが考えられるようになる。

陰はずっと続かない。陽に転じていく。

参考文献
『メディカルハーブ ハーバルセラピストコース・テキスト 第8版』

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