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野菜の切れ端を育てて菜の花を咲かせる

最近、スーパーに菜の花が売っていますね。旬を楽しむために、私はお浸しにしてよく食べています。

私は自宅のベランダで、小さな菜の花畑を楽しんだことがあります。しかも、意図して菜の花を育てたんじゃなくて、たまたま。

野菜の根本の部分を土に埋めて、もう一度収穫して食べようと試みました。こういうのを、再生野菜とかリボベジと呼びます。
アブラナ科の野菜の切れ端を育てたら、もう一度食べられただけではなく、かわいい花を咲かせたんです。日当たりの悪い狭いベランダに、黄色い小さな菜の花畑。

昨年の春、休日はほぼ一日中うちにいて、一人で過ごしていました。でも、退屈でも孤独でもない。ベランダに次々と黄色い花が咲くので、心は毎日うきうきしていたんです。
私の生活に幸せ気分をもたらしてくれるものだったので、ぜひ他の人にも知ってほしいと思いました。

再生野菜・菜の花の育て方

切れ端を育てて菜の花を咲かせたのは、アブラナ科の野菜。小松菜、チンゲン菜、水菜です。
これらの野菜を料理で使う時、根本の部分を切って捨てますよね。その部分を捨てずに水に入れておくと、根が出てきます。

チンゲン菜の切れ端


何本か根が出てきてから土に植えると、ぐんぐん育っていきます。新しい葉がたくさん出てくるので、収穫してもう一度食べることができます。

切れ端から育ったチンゲン菜


そのまま育てていると、やがて、とうが立ちます。花茎が出始めると、一日でかなり伸びてびっくりしました。

やわらかい朝日がさすようになると、春の訪れとともに次々とかわいい花が咲き始め、ベランダに黄色い菜の花が輝きます。

チンゲン菜と水菜の花


自分だけの小さな菜の花畑。
もともとは、ごみです。いつもは捨てていた野菜の切れ端を大切に育てたら、美しい花が私の暮らしを明るくしてくれました。育てている間、毎日わくわくします。お金もかかりません。
ご興味のある方は、ぜひ試してみてください。


動画だと育て方がよくわかると思うので、よろしければ見てください。


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