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もうすぐ長い休暇が終わります

お盆に夏季休暇をとっていた方は、もう仕事が始まって日常に戻っていますよね。

私はお盆休みどころか、しばらく長ーい休暇でした。
無職という、長いお休み。

もうすぐこの長い休暇もおしまいです。
新しい環境や人間関係に不安はもちろんありますが、いまは早く社会人の生活に戻りたい、早く新しい仕事に慣れたい、という気持ちです。


無職期間の始まりには、しばらくゆっくりしよう、時間があったらやりたいと思っていたことをしよう、と思っていました。
健康であれば、お金を稼ぐことはまたいつでもできる。
だから、しばらくは貯金を切り崩してでも、自分の心身の健康を保つことを優先してリラックスしよう。そう思っていました。

だけど、全然こころが休まらなかったです。
次の仕事を決めずに退職したので、ずっと精神的に落ち着きませんでした。
季節の花を楽しもうと思ってカメラを持って出かけても、胸も頭も常にもやもやして、心からは楽しめなかったです。


平日の朝、だらだらとベッドでスマホを見ている時に外から聞こえる音が、なんだか辛かった。
となりのマンションのドアが閉まる音。
カツカツとヒールで歩く、出勤中の女性の足音。
社会に居場所があって、毎日行く所があって、颯爽と歩いて行く人の足音を聞くと、辛くなってきました。

無職で毎日うちにいて自由なのに、何が辛いの?と思われるかもしれません。
私の性格によるものでしょうか。全然リラックスできませんでした。

時間があったらもっと動画を作りたい、と思っていました。
フリーランスで自宅でできる仕事を始めてみたい、と思って、ネットで検索ばかりしていました。
が、クリエイティブな事を思いつくわけでもなく、時間があっても、何もやらないですね。

誰とも会話しない日が続きました。


応募した仕事の面接から内定が出るまでの期間は気が滅入っていて、胃腸の調子がずっと悪く、無職で家にいるのに痩せてしまいました。
ヒマなので昼寝をして、目が覚めた時、私は何をやっているんだろうと、むなしかったです。

そんな時、インスタに偶然、その時の私の状況にぴったりのお言葉が。
なぜ、フォローもしていないのに、こんなにその時の私に合うものが出てきたのか謎です。

これを読んで、心が少し軽くなりました。


忙しく働いていた時には、とにかくゆっくりしたい、休みたい、一人になりたい、と思っていました。
だけど、ひとりの時間ができても、心はゆっくりできません。
結局、私はどこかに所属して、自分の役割があり、誰かの役に立っていると実感できるほうが、精神衛生上いいみたいです。



夏休みは、どこかに行かれましたか。

私は最近、合掌造りの白川郷へ行きました。
白川郷といえば雪のイメージがありますが、田んぼの稲穂とひまわりが揺れる夏もきれいで、どこに立っていても絵になる景色ばかりでした。

クーラーのきいた家にこもって時間を持て余していた私の、数少ない夏の思い出です。

白川郷

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