初めての失恋から１ヵ月って話

　こんばんは。私の長期休みの恒例なんですけど、一昨日くらいからドラクエを始めました。今回は6を。何度目かも分からないけれど、あの転職システムめっちゃ好きなんですよね。楽しい。6終わったら3をやりたいな。

　はのとです。初めまして。

　先日なんですけど、ホームで、失恋した方の記事を見つけました。内容は読んでいませんが、見出しとかを拝見したところ、3か月付き合っていた恋人に振られた感じみたいです。

　私は先日、2年間付き合っていた恋人に別れを告げられました。

　そのとき思ったのが、どれだけの年月連れ添おうと、別れのときの悲しみは同じ。短かろうと、長かろうと、消失感は同じ。大きいも小さいのなく、みんな平等に何かを失い、抱え、そして強くなっていくんだなと思いましたね。

　かく言う私ですが、恋愛経験に乏しかったうえに、ほとんど初めてみたいな恋人と2年間も付き合っていたものですから、なんかこう、ぽんって突然野原に放り出されたような感じです。自らチャンスを掴んだり、働きかけたり、苦しんだり、努力したり。そういった、片想いらしい尊い経験もせずに、ここまで来てしまいました。

　されどうしましょうね。私、やっていけますかね、この先。もともと異性が得意じゃなくて、積極的にコミュニケーションを取るようなタイプではありません。話しかけないでオーラが出てしまうせいか、男友達もいません。

　困りましたね。どうしましょう。素敵な、誇れる女友達は沢山出来ました。でも、性別だけで、どうしても私は一線を画してしまう。寂しい性格ですね。損ですね。人とのつながりのチャンスを、自分で潰してしまってるのですから。

　でもねえ…苦手なものは苦手なんですよねえ。どうやって克服しようか。この間ね、社会人になった部活の先輩と久しぶりに会ったんですよ。要件は、私のおすすめの漫画を貸すこと。

　どうしてそんなことになったかと言うと、彼が先々代の副部長で、私が今の副部長だからです。学園祭について分からないところがあり、連絡したのがきっかけでした。

　それまで、部活内ではよく話す方だったかも知れませんが、個人的に連絡なんて取ったことないし、話す方と言っても、女の先輩と比べたら、割合としては8:2くらいで少ないです。だからまあ、ほぼ関わりのない先輩でした。

　どういう訳かラインが途切れず、こんな感じになりました。それで先日会って、少しだけ駅ビルを探索し、解散しました。ご飯誘われたんですけど、私コロナびびりなので、なんやかんやで断りましたね。すみません。

　まあようは、超簡易デートを味わった訳です。え？そんなのデートじゃない？わかってますよ。でもまあ、いいじゃないですか。一旦そう表現させてよ。

　それで思ったのは、ああ、この人と付き合うのはないなって。私、関わる異性を一旦そのフィルターに通してしまう癖があって、癖というか、無意識なんですけど、この人と付き合ったら楽しそうだな、とか、この人とは会話弾まないな、とか、そんな適当なフィーリングですけど、やっちゃうんですよね、これ。

　私男だったら誰でもいいんじゃね、ある程度顔整ってれば。って、自分のことそう思ってたんですよ。だから、そう感じた自分にびっくりしました。

　それって多分、以前の恋人との月日を経て、得た感覚だと思うんです。

　素敵な恋人でした。もちろん、ダメなところもたくさんあります。合わない価値観もあったり、理解しきれない考えもありました。それでも、私を心から愛してくれて、いつも気遣ってくれて、私の気持ちを第一に考えてくれる人でした。

　貰ったのは、素敵な思い出だけではなかったみたいです。びっくりですよ本当に。私という人間の根底にあるものすら、変わっていました。恋愛ってすごい。愛ってすごい。

　たくさんの愛を貰って、私は成長出来ました。その愛を失って、また成長出来ていると思います。こうやって前向きに考えないと、一生次に進めないからね。次があるかなんてわからないけどさ。

　生まれて初めての痛みは、まだ癒えるのに時間かかりそうです。でもね、いいんじゃないかって思います。痛みが消えなくても。それって、私が人間らしい感情持ってるってことですからね。この2年間、ちゃんと愛を持って過ごしてきたって証拠ですからね。

　はあ。愛されるって素敵。また誰かに愛されるように、今はとにかく、自分を愛そう。今日も可愛かったぞ。今日も偉かったぞ、私。