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【強さ見せた!】ブレーブス波瀾万丈乗り越えプレーオフへ!

 どうも、ハーノです。
ブレーブス、7年連続プレーオフ進出決定です!!!!!!!
本当におめでとう!!!!!!!
 今回はそれについて、記事を書いていきたいと思います。それではいきまょう!!!


①最終戦でプレーオフ進出決定

 さて、ブレーブスとメッツはお互いにプレーオフマジック1の状態でダブルヘッダーに突入。初戦は7回終了時点でブレーブスが3対0とリードも逆転を許し、その裏に逆転するも、今度は9回にPJが逆転2ランを浴びて負けるという重すぎる敗北を喫します。
 さらに、ブレーブスは第2戦に先発予定だったセールが背中の張りで投げられなくなり、急遽グラント・ホームズが先発のマウンドへ上がります。前日に1.2イニングを投げているホームズでしたが、疲れを感じさせない投球で4回までパーフェクトピッチング。打線も2回にソレアの二塁打を足掛かりにウルシェラのタイムリーで先制します。

ウルシェラのタイムリー↓

 しかし、5回、ホームズがヒットと四球でノーアウト1、2塁のピンチを招きます。ここで現れたのが期待の剛腕であるデイズベル・ヘルナンデス。相変わらず荒いながらも力のある剛球を武器に連続三振と凡打に打ち取り、この回を無失点でしのぎました。
 6回には2アウトからリーが登板、7回にはロイヤルズ戦第2戦で先発して好投を見せ、勝利に大きく貢献したロペスが登板し、1点を守り抜きます。
 7回、相手のミスも絡んでついに掴んだ2アウト2、3塁チャンスで打席に立ったのは今季チーム内最高の打者としてチームを支え続けたオズナ。オズナの打球は相手遊撃手のグラブの上を鋭く射抜き、待望の追加点となる2点タイムリー。やはり最後に頼りになったのはオズナでした。

オズナのタイムリー!↓


 8回、9回は第1戦で相手打線に苦汁を飲まされたヒメネス、イグレシアスの勝ちパターンがリベンジしどちらも無失点で凌ぎきり、ブレーブスはレギュラーシーズン最後の試合でどうにかプレーオフに滑り込みました。

見事リベンジを果たし試合を締めたイグレシアス↓

試合のハイライトはこちらから↓

改めて、選手たち、首脳陣たち、関係者たち、そしてファン、みんな、本当におめでとう!!!!!!!

プレーオフ進出おめでとう!↓

②MLBで一番不運だったチーム、それでもPOへ

 今季のブレーブスですが、彼らは間違いなくMLBで最も不運なチームだったと言えるでしょう。
 まず(全て挙げるとキリがないので特に大きなものだけを)今季に起きた離脱を挙げてみました。

①前年打ってはOPS.844、守ってはあらゆる面で大活躍と素晴らしい活躍を見せたマーフィーが開幕戦から離脱。復帰は5月28日とほぼ2カ月離脱します。

②そしてCY賞候補だったストライダーも2試合登板して離脱、そのままTJ手術が決まり、シーズン終了となりました。

③5月27日には前年MVPだったアクーニャが左膝前十字靭帯断裂の憂き目に遭いシーズン終了。

④ライリーは故障者リスト入りこそしなかったものの、5月13日から28日までの約2週間を離脱。8月18日にはエンゼルス戦で死球を受け、これによりシーズン終了となってしまいました。

⑤ハリス2世も6月15日から8月15日まで、2か月もの間の離脱しています。

⑥オールスターブレイク後には左のエースだったフリードが約2週間の離脱。

⑦更に防御率のタイトルを狙える位置にいたロペスまでもが約1か月の離脱、ロペスは9月も2週間離脱しており、先発ローテの運用にも悩まされます。

⑧リリーフ陣も、勝ちパターンだったPJが5月は約3週間離脱。

⑨更に勝ちパターンでセットアッパーだったミンターも6月はまるまる欠場、8月の半ばには再び怪我でそのままシーズン終了となりました。

⑩7月の末にはアルビースも離脱しており、ようやく復帰したのはレギュラーシーズンが残り10試合を切った9月21日でした。

 離脱したメンバーも痛い上に、大半が長期化しているという苦しい状態。
 これらはまだ全てではなく、レイ・カーのTJ手術、メリフィールドの骨折、その他細かい離脱まで挙げればキリがないほどです。
 最終戦でも、セールが背中の痛みで登板回避し、WCシリーズでも投げないであろうと言われています。

 こんな怪我人だらけな誤算シーズンで、その上、何人もの選手の不振イヤーが重なり、1年間非常に苦しい戦いを強いられたのです。
 この中でも、89勝してプレーオフに進出できたのは、奇跡だと言えるでしょう。
 そして何より、ブレーブスの高い実力と底力を示す結果になった事でしょう。

 いや、本当に、よくやったと思います。

③フロントの的確な穴埋め

 さて、②で書いたように、今季はあまりにも多くの怪我人に悩まされたブレーブス。しかし、それらの苦難を的確な補強により、ダメージを最小限に留めました。
 特に他球団からリリースされた選手たちを上手く活用して戦力としてみせました。

①ラモン・ラウレアーノ

 まずはラウレアーノです。今季はガーディアンズで開幕しましたが、31試合の出場で打率.143、OPS.494と大不振。DFAとなってしまいました。
 そんなラウレアーノを拾ったブレーブス。3Aで活躍し、結果を残して6月についに昇格。離脱もあったものの、外野陣の悲惨な打力不足に悩むチームにあって、ギリギリ平均レベルの打撃をしていた事もあり、チームに帯同を続けます。7月末にはNYM戦でサヨナラの落球をするなど、かなり立場は怪しくなります。
 しかし、そのエラーの翌々日に打ってはホームラン、守っては強肩を活かしてホームでアウトを奪う好プレーという活躍を見せると、流れが変わり始めます。
 8月にはとにかく打って打ちまくり、83打数で打率.325、5本塁打、OPS.906をマーク。ソレア加入やハリス復帰で枠が減る中でも外野のスタメンを文句なしで勝ち取り、9月もしっかりOPS8割超えをマーク。
 終わってみれば、ブレーブス移籍後打撃成績は67試合、216打数で打率.296、10本塁打、OPS.832をマーク。シーズン成績もOPS.750近くまで押し上げてレギュラーシーズンを終えました。
 彼抜きではプレーオフ進出はあり得なかったでしょう。

後半戦まさかの大活躍


②ウィット・メリフィールド

 続いてはメリフィールドです。今季はフィリーズでプレーしていましたが、打撃不振にあえぎ、OPS5割台しか残せずに7月末にDFAとなっていました。
 アルビースを長期離脱で失うことになったブレーブスは、代役としてメリフィールドを獲得。移籍後早々に怪我をするなどアクシデントもありましたが(今季のブレーブスはあまりにもツキがない)、メリフィールドの打撃は多少上向き、8月は打率.248、OPS.701をマーク。9月も骨折しながら奮戦し、アルビース復帰まで繋ぐ仕事をしっかり果たしました。
 ブレーブス移籍後は42試合出場、打率.248、OPS.684、6盗塁となっています。

怪我もある中でありがとう


③ジオ・ウルシェラ

 3人目はウルシェラです。今シーズンはタイガースでプレーしていましたが、92試合で打率.243、OPS.619と不振で8月にはDFAに。
 そこを今度はライリーを失ったブレーブスが獲得しました。ブレーブス移籍後は打撃も36試合、132打数で打率.265、OPS.711と上向きましたが、特に三塁守備では安定したプレーを披露。ライリーが抜けた穴を出来るだけ大きくしないように努め、踏ん張りました。

守備は安心して見れた


 更に、ブレーブスはTDLでも結果的に賭けに勝ったと言って良いでしょう。

④ホルへ・ソレア

 TDLでブレーブスが唯一行ったのが、ソレアとジャクソンをSFから引き取るトレードでした。
 当時はかなりの賛否両論がありましたが、ブレーブスは絶望的なチーム出塁率の低さと外野の攻撃力の低さをカバーするためにソレアを獲得しました。
詳細についてはぜひこちらをご覧ください↓

 ともかく、SFではDH専門、成績もDH専門としては寂しい数字だったソレアですが、ブレーブスに移籍してからは出塁率の高さとパワーを活かし、2番や5番を任されます。
 すると、ブレーブス移籍後は主にライト守備を任され、定期的にまずい守備を見せたものの49試合出場で出塁率.356、OPS.849をマーク。獲得時点でチーム出塁率MLB25位に低迷していたなかで、チーム内2位の出塁率を記録しました。
 特にプレーオフ進出のかかったシーズン最終盤のラスト15試合では打率.304、OPS1.007と爆発力も発揮してチームの外野の攻撃力を底上げ、プレーオフ進出に貢献しました。
 ちなみに、プレーオフを決めた最終戦でも二塁打を放ってチャンスを作り、先制のホームを踏んでいます。
 英雄の帰還、として期待したファンの想いに応えた結果となりました。

想像以上に力になってくれました

④WCシリーズの行方

 WCシリーズは現状、先発が第2戦のフリード以外未定の状況です。

 セールは背中の痛みにより最終戦登板回避、WCシリーズでも投げないと言われており、初戦は現状、マイナーからプロスペクトのAJSS、昨年ローテを回したエルダー、今季TJ手術から復帰したプレーオフ経験は豊富なイアン・アンダーソンなどが候補に上がっています。

 AJSSがチームに帯同しているという話が出ていたので、もしかしたら彼が初戦の先発に抜擢されるのかもしれません。
 AJSSは最速99マイルを投げる21歳のプロスペクトで、今季は1試合、カブス戦に投げて4.1回無失点4Kと奮投しています。
 ただコントロールが荒く一発癖もあり、投げる試合次第で調子の波が激しく、現状3Aでも好成績を残しているとは言い難いです。
 とはいえエルダーは球威不足で打たれる試合がかなり目立ちますし、イアン・アンダーソンはプレーオフ経験豊富かつプレーオフに強い投手ではありますが、22年を最後にまだMLBでの登板はありません。
 また、リリーフはホームズは投げられない、イグレシアスやヒメネス、リーもおそらく投げられない状況のため、苦しい運用を強いられる事になりそうです。

 また、初戦はどうにかなっても、仮に決着が第3戦に持ち込まれた場合、また難しい選択を迫られます。
 ローテ順の通りにロペスを出す場合は、今日の試合でロペスはリリーフで1イニングのみとはいえ登板しているため、復帰登板(6回)→中1日でリリーフ→中2日で先発という負担の高い運用となります。
 しかし、モートンを中3日というのも不安です。しかもモートンは2試合連続で初回に3失点しています。
 どちらを選ぶにしても、非常に難しい判断となるでしょう。

 さて、パドレスには今季負け越していますが、ビジターでは2勝1敗で勝ち越しています。パドレス戦は毎年何故かアトランタで散々に負ける憂き目に遭っていますが、ビジターではそうでもありません。そこはひとつ希望だと言えるでしょう。
 最後は、やはり打線が機能するかどうかにかかってると思います。選手たちに頑張ってもらいましょう!!!

⑤終わりに

 いかがだったでしょうか。今回はブレーブスのプレーオフ進出記念と、世界一応援のために書かせていただきました。
 これほどの苦難の連続がありながらも、89勝を挙げて最後にプレーオフへの切符、すなわち世界一への挑戦権を手に入れたブレーブス。その底力と、強さを十分に見せた結果となったのではないでしょうか。

頑張れブレーブス!!!世界一へ!!!!!!!

 それでは、また!!!


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