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Marionette(マリオネット)

タイトルから「ああ、boøwyのマリオネットだね」と思う人はごく少数だろうと思う。

ロック全盛の時代だったら 多数の人がそう答えたかも知れないし、その時代が青春期で僕と同世代なら「ああ、氷室京介か…」と 個人名まで飛び出した、かも。

メジャー音楽を聴くことで視野が広がることがある。
例えば彼女とのお別れして『オフコースの「さよなら」のように悲しかった』と斉藤由貴の「悲しみにさよなら」のような悲しみではニューアンスが違う。

職場には色んな人がいて僕が話し掛けると遠まきに避けるような女の人がいる。
男との職場関係にコンプレックスがあるようで上司は(所帯持ち)過保護気味にその子を遠巻きに護衛していてその子も付かず離れずその宙ぶらりの関係に満足しているようだ。
このままでは女の人は婚期を逃してしまいそうでヤキモキしてしまうがこの状態も『ショーケースに飾られたお人形のよう』とどこかの歌詞に出てきそうなニュアンスだ。

人物像を伝えるために微妙なニュアンスのあるboøwyのマリオネットのような女の人を説明するにはどれだけ時間がかかるだろうか?

伝えたい相手がマリオネットを聴いたことがある人ならその人物像が簡単に伝わるだろう。

このように音楽は抽象的な言葉の宝庫でまた音楽という言霊によって雰囲気がとても伝わりやすくみんなの共通意識を簡単に持てるから重宝だ。




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