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占い考察


『運が悪いなあ…』と特に思ったのは中学時代サッカーのPKで外した時のことだった。

それは決して運ではなくメンタルで完全に舞い上がってしまい、自分は3年間何をしてきたのだろう?と自分を問い責めた。

中学一年生初めは吐くほど走り続けた事、1年経つとやっとロングパスが相手の足元に正確にパスを出せるようになった嬉しさ、アシストやシュートを決めた時やアイコンタクトで繋がるパスの楽しさ。そうしたものが全て無駄に思えて『運』に逃げた。

初めは細木数子の六星占術を参考にした。
その頃自分は大殺界の時期で何かあるごとに自分の不手際を省みず『運がなかった』『大殺界のせいだ』と思うようになっていた。
そんなんで悶々としているうちに『大殺界で運が悪いと思うから運が無いのかな?』と思うようになり一年ほどして大殺界を意識しないようにし始める。けれど大殺界という暗いトンネルを歩いてる感じのトラウマはなかなか抜け切れない。
細木数子いわく大殺界とは『冬の時期』で引っ越しや何か始めるには冷たい水に飛び込むようなもので静かにしていたほうが良いらしい。
なので僕の高校生活はというと、サッカーを誰よりも好きだけど部活動にも入らずニキビ顔で人と関わり合うのが面倒くさくて仕方がなく、体力を持て余し、自転車で誰よりも早く帰って体力をむやみに消化して、授業の文字を藁半紙に鉛筆で何度も書いてはゴミ箱に丸めて捨てて書いては捨てるを繰り返し、成績はそこそこで変なインテリ観念を持っていた卑屈な学生だった。

それから50になるまで占いのことなどつゆほど信じていなかったけど最近流行りの『突然ですが占ってもいいですか?』の星ひとみさんに占ってもらった出演者のリアクションから興味を持って迷わず有料サイトでためしてみた。
あくまで僕の場合だけど六星占術も星さんの天星術も運気のバロメーターは全く一緒で例えば
種子ー新星、緑生ー探星、、再開ー再星、財生ー金星、安定ー楽星

と言い方が違うだけ。
けれど星さんの天星術のいいところはいわゆる細木さんの大殺界の日でもポジティブな考えかたができるように思える。
細木さんは『悪い事が起きるから何もしない方がいい』とネガティブだけど、星さんは『焦りやすいから慎重に深呼吸とこまめな休憩』とか『静かな運気なので整理整頓』とか『人と向き合うより自分の内面を見つめ直そう』『いい運気が来る前の準備をしよう』とポジティブな感じだ。

そして占いを一年通した実感としては、彼女の言葉を信じて動いた方が仕事のミスがとても少なくなったし、精神的にとても張りになって充実しているという点だ。

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