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学んだことを仕事に活かせないビジネスマンのために、すべての知識を20字に要約する必要性について話したい

「いくら読書をしても、それを仕事に活かせない」
「セミナーに参加しても、すぐに内容を忘れてしまう」
これは、つまりぼくのこと。

しかもこういう人は、「なぜ仕事に活かせないのか」、その理由が分からないまま、とりあえず読書やセミナーへの参加はやめず、今までと同じように知識をインプットし続けます。インプットすることだけで満足してしまうのです。
でも、それだとインプットする意味がまったくありません。アウトプットのないインプットなど、無意味なこと極まりない(と、誰かが言っていた気がする)ですね。

そんなときに『すべての知識を「20字」でまとめる』と出会いました。サクッと読める厚さなので読みやすいです。

インプットよりもアウトプットが苦手な人
学んだことを仕事や実生活で活かしたい人

当てはまる人は必読です。

「なぜ、学んだことをすぐに忘れてしまうのか」
「アウトプット力を高める学び方とは」

なぜ「20字」でまとめるのでしょうか。それは思考を整理するためだそうです。
20字あればひとつの文章として意味のある形にでき、覚えたい(伝えたい)メッセージは表現できてしまいます。情報を最大限シンプルにして、その本質をつかむ。そうすることで記憶にも長期的に残りやすいのです。

自分なりに「知識を『20字』でまとめる思考法とは?」について20字程度でまとめてみました。

「説明可能な形で本質を学び、行動に移す為の思考法」(23字)

本書に限らず、あらゆる情報について20字程度でまとめると、たしかに記憶に残りやすいですね。覚えたワンフレーズをもとに、いろいろな情報がずるずると連結して出てくるのもありがたいです。

また、知識を整理するときには「説明できる」形にすることも重要です。情報をわかりやすく簡潔にまとめることのメリットは、自分の理解を助けるだけではありません。会社の同僚や友達など、周りの人からの信頼にもつながります。

ここまで黒太字(←これ)の言葉をすべて20字程度にまとめながら筆を進めてきました。「20字にまとめるなんて簡単だ」と思いがちですが、やってみるとこれが意外と難しいんです。短い文章を長くするよりも、長い文章を短くする方が難しい、とはよく聞きますが本当にその通りだと思います。

セミナーに参加したり、読書をしたりしても、インプットした情報がまったく記憶に残らないのは、その学習が「消費型」だからです。

・目的の明確化
・思考の整理
・端的な要約

この3つを意識することで、学習が「投資型」になり、インプットした情報が記憶に残りやすくなるでしょう。だからこそ、その情報が仕事などにも活きてくるのです。

今までの自分がいかに「消費型」のインプットを続けてきたのか実感する機会になりました。「思い出せない知識」や「説明できない知識」の無意味さがわかっているはずなのに、そのままズルズルとここまで生きてきてしまったことを痛感し、やるせない気持ちになってきます。
読書はすべてアウトプットに通じてないといけないか、と言われると、そんなこともないとは思います。ただ”学び”をテーマに読書をする上では、この「20字」インプットは絶大な力を発揮するでしょう。


「あらゆる情報を20字にまとめなくては」と決意する年度明けになりました。2020年は、筆者である浅田すぐるさんの「言葉にできなければ『知っている』とは言えない」(22字)を胸にきざみながら生活していこうと思います。


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