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アウトプットのないインプットは時間のムダらしいので、今後はアウトプット力を上げていきたい

アウトプットのない、知識のインプットは、栓をしていないバスタブに水を溜めているがごとく知識が定着しないらしいです(もちろん人によるとは思います)。

世の中にはたくさんの情報があふれてて、その中には生活や仕事の質を上げるものも多いです。たくさんの知識を得ようと、日々情報収集をしている人もたくさんいるでしょう。
ぼくも新入社員としてこれからの会社員生活をよりよくするために、日々たくさんの知識を吸収しています。ですが、インプットはできているもののその知識を実務レベル、実生活レベルでまったく活かせていないことに悩んでいました

そんなときに昔買った『アウトプット大全』を思い出しました。購入当時にも、読んだのですが、中身は全然覚えておらず……。ここでも知識をまったく活かせていないなと痛感しつつ、今回はその反省も踏まえて読み進めました。

インプット:アウトプット=「3:7」

インプット:アウトプット=3:7が、記憶を長期化させる上での黄金比らしいです。
きっと多くの人がインプット:アウトプット=7:3、もしくは8:2くらいになっているでしょう。ぼくの場合は9:1くらいでした。

知識はあくまでも「使う」ことに重点を置くことで長期記憶として脳に定着し、そうして初めて現実世界で活かすことができます。
ここでいう「使う」とは、例えば「感想を誰かに話す」や「メモとしてノートに書く」などを指し、インプットした知識を覚えたければ、2週間に3回はその知識を思い出す、その知識に触れる機会を作るといいそうです。

「見た映画の感想を話す」であれば、

1)帰宅してすぐに家族に話す
2)寝る前にツイッターに感想を投稿する
3)翌日出社して同僚に話す

たった2日で3回をクリアです。こう考えると難しくなさそうですね。

また感想をアウトプットするときには、自分なりの気づきや意見を盛り込むと、よりよいアウトプットになるそうですよ。

アウトプット術はコミュニケーションにも活用できる

アウトプットは「話す」や「書く」、あるいは「行動する」などの具体的な行為をもって成立します。すなわち、そこには他者とのコミュニケーションが発生するんですね(発生しないアウトプットもあると思います)。
なので、アウトプット術を活用することでコミュニケーションを改善でき、人間関係も良好に転換できるみたいです。

例えば、インプットした知識を誰かに話すときに、ただ話すだけではなくて、「話し方」や「目の合わせ方」などにも気を使いましょう。そうすると会社の同僚や学校の友達、家族とより親密な関係になれると思います。
そんなこと言われるまでもないよ、と思っているかもしれませんが、「知っていること」と「できること」は別問題。ぼくも意識して生活していこうと思います。

コミュニケーションにも活かせることを考えると、アウトプット力はインプットした知識を活かすこと意外にも転用できそうです。
すなわち、アウトプット力には「自分のことを周囲に知ってもらい、適切な評価を受け、人間関係を改善させ信頼を得て、人生を楽しいものに好転させていく力」があると言えるでしょう。

インプットとアウトプットのバランスを整えよう

知識はインプットさえすればよいと思っている学生・社会人も多いはず。ぼくもそのうちの一人でした。
でも実際にインプットばかり繰り返していても、記憶は薄れていくばかりで、実生活は何も変化していません。せっかく得た知識も覚えていないし、むしろ2〜3週間後には、何も学んでいなかった状態の自分に戻っていました。知識をインプットしたことに満足するだけで終わっていたんだと思います。

でも本当に大事なのは、「その知識を得て実生活でどう活かしたいのか」、
目的意識をもってインプットし、記憶を定着させるために積極的にアウトプットする
ことでした。
「インプットとアウトプットのバランスを整えてあげることで、学びと自己成長のスピードを最大化させることができる」と著者の樺沢さんもおっしゃっています。

個人的には、これからアウトプット力を上げていくために、これらを意識しながら生活していきたいと思います。

・ひとつのインプットにつき、ひとつのアウトプットを心がける(アウトプットするまでは、次のインプットに進まない)
・知識を「使うこと」、目的意識をもってインプットする


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