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引越し前の憂鬱

引越しが来週に迫っています。荷造りの進捗は50%といったところでしょうか。

もともと、今住んでいるマンションの家賃が高いので、固定費を落とそうと安い賃貸に住み替えようとしたんですよね。でも見つけて気に入った物件は、結局そんなに家賃は下がらず、引っ越しの諸経費を含めると今のところにもう1、2年住んでいてもトータルの経費は変わらなかったのではないか、くらいのところに落ち着きました。

目的を持って動き出して目先のことに翻弄された結果、着地点が大幅にずれる。Story of my lifeというやつです。

引越しは、それこそ国境をまたいだものも含めて今まで何度も経験してきました。それでもまだ引越しは苦手です。同年代の一般的な人たちに比べて持ち物は圧倒的に少ないはずなのに、荷造りをしているとやっぱり「なぜこれを後生大事に持っているのだろう」というモノがたくさん出てきます。さらに、スペースは限られているのに使っていなくてもどうしても捨てられないものもいくつかあります。

私の場合、それは昔からいろんな人にもらった手紙類や、学生時代の研究に関係する本とか、昔からずっと続けていた(今はもう演奏していない)楽器・楽譜などです。地味にかさばるこれらのものを、狭い住宅のどこかに押し込んで私はこれからもやっていくのでしょう。

若いころはなんとかなるさ精神が強く怖いもの知らずだったのに、今は分別がついてしまったのか、大きな変化に不安を覚えるようになってしまいました。引越しの準備もきちんと終わるか心配で仕方がありません。引越しの前日など、10点もの粗大ゴミを出すことになっています。果たして私は無事引越しを終えられるのでしょうか。

明日はもうキッチン用品と食器類を荷造りしてしまう予定です。引越し日までは料理せずデリバリーとスーパーのお惣菜で暮らせばいいじゃない。

荷造りも大変ですが荷解きも大変です。引越し後、段ボールの山に囲まれて暮らす自分の姿が容易に想像できます。

最も心配なのは文鳥らの移動です。引っ越し屋さんは生体を運べないので、文鳥たちは狭いケージに入って私がタクシーで新居まで移動させることとなります。

段取りが!苦手!

引越しが無事完了するまでは、落ち着かない日々が続きそうです。



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