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#001 RPAに出会う前(前編)

この物語は、プログラミング未経験の事務職派遣社員だった私が、
一人前のRPA開発者になるまでの成長記録です。まだ道半ばだけど。笑

こんにちは。はんなりです。
突然ですが、みなさんはRPAに出会う前、どんなお仕事をされていましたでしょうか?どのようなスキルをお持ちでしたでしょうか?


私は、WinActorを始めるまではプログラミングとは無縁、いや、それどころか、Excelの関数だって簡単なものでも調べながらなんとか使っているような感じで仕事をしていました。そんな私が、WinActorを使うようになって最初にしていた大きな勘違い。それは「RPAのユーザは、私のような事務職」だと思いこんでいたことです。ゴリゴリのエンジニアの方、販売代理店の方、事務職といってもVBAやSQLできますという方、そこまでいかなくてもExcelのスキルや、携わってきた仕事の内容もそれぞれ違う。RPAに限らず、十人十色、それぞれバックグラウンドが異なるのは当然なのですが、突然RPAの世界に飛び込んだ私はそんなことすら想像もできず、目の前のシナリオに奮闘していました。

ではそれで何を失敗したのかというと、あまりにも前提の異なる状況を比較して、自分のできなさっぷりを嘆いたり、自信をなくしたり、とにかく迷走することが多かったのです。

と、いきなりぽんこつ話でスタートしてしまいました・・・
が、さまざまな経歴の方がRPAを使っているということを理解しておくことはRPAを学ぶ、教える、導入する、推進するなどあらゆるシーンにおいてとても大切だと感じていて、そしてこれからこのnoteに書き綴るエピソードも、私のバックグラウンドを知っていてくださることでより鮮明に伝わるような気がしますので、まずはRPAと出会う前の私について少し触れておこうと思います。

***

私は社会人人生のわりと長い時間を、今とは全く畑違いの仕事をして暮らしていました。朝3時から本当に畑で働いていたこともあるほど、全く違う仕事でした。途中、コールセンターや、簡単な事務もしていましたが、Excelなどのオフィススキルはほとんどない状態で、事務職にシフトしていきました。

そんな中、期間限定の事務職で、「VLOOKUPが使える人」という条件の仕事を紹介いただきました。当時は、VLOOKUPすら調べながらでも使えるかどうかが怪しいレベルでしたが、私のちょっと畑違いな経歴をなぜか面白がってくださり採用していただくことができたのです。(この後、このVLOOKUPと格闘乱闘死闘することになるのですが。笑)当時は、事務職から離れていて、Excelスキルも絶望的で、事務では仕事が決まりづらい状況だったので、とにかく採用いただいたことはとてもありがたかったし嬉しかったのを覚えています。

そしてこちらのグループ会社では8年、派遣社員として仕事をさせていただき、そのほとんどを推進部門で過ごしました。仕事の内容は幅広く書ききれないほどですが、特に10か月ほどのプロジェクトとなった、Salesforceを使った運用設計・システム間連携構築を業務側として初期段階から携わり、リリース・研修・運用サポートまで行ったことや、コールセンター業務を海外のパートナー企業へ業務委託することを設計から任せていただいたことなど、なかなか派遣社員としては貴重な経験をさせていただきました・・・と、よき想い出のように書きましたが、当時の私には難易度の高い仕事でずーっとヒィヒィ言っていました。

また、営業育成の現場で毎日のように飲み歩いたことも、社員の皆さんと飲み歩いた日々も(飲み歩いてばっかり)、仕事だけにとどまらず、沢山の素敵な人との出会いがあり、今も気にかけて声をかけてくださり、本当に感謝してもしきれない気持ちでいっぱいなのです。これを書いている今も、ありがたいことだなぁとしみじみ思うのです。

では、そんな会社をなぜ辞めることにしたのか、どうやってRPAと出会うことになるのか・・・


長くなってまいりましたので、
この話の続きは、また次回にいたしましょう。

ここまでお読みいただきありがとうございます。
ではまた。はんなりでした。

次のお話はこちらです。

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