マガジンのカバー画像

中医学応用編〜症状を中医学的に考える〜

5
日常で起こりやすい症状を中医学的に考え、その証にあった漢方薬をご紹介しています。
運営しているクリエイター

#精神的

中医学の応用②・症状別の考え方〜『疲れやすい』〜気滞タイプ

中医学の応用②・症状別の考え方〜『疲れやすい』〜気滞タイプ

今回ご紹介するのは、気の流れがスムーズでないために全身にエネルギーが行き届かず、『疲れ』として感じるタイプです。

中医学では、これを『気滞(きたい)』と言います。

『気滞タイプ』

過度の緊張・ストレス・自律神経の失調などにより、気の流れがスムーズでないためにエネルギーが全身に行き届かず、疲労・倦怠感を感じるものです。

ずっと疲れている状態というよりも、突然、あるいは疲れたり疲れなかったりす

もっとみる